表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
19/36

19話

 シミュレーションで魔装機を操作の練習をしている間、本体の俺は何をしているのかと言えば、今日は母親の家事を手伝っていた。


 朝食後の洗い物をしている母親の隣で魔法陣を展開しており。


 「お母さん、水を出したよ。」


 「ありがとう、ディン。」


 魔法陣から水がチョロチョロと流れ出して食器を洗い流していくと、食器を母親がスポンジの様な物(後日聞いたらヘチマを使ったスポンジ)を使って食器を綺麗に洗っていく。


 そうして洗い物が終われば部屋の掃除を始める母親に着いて行き、俺も魔法を使って部屋の掃除を手伝った。


 魔法で掃除をする母親にコツを聞きながら実践で魔法を使って掃除を行なうのだが、シミュレーションで掃除用魔法を使えても実際に母親から魔法のコツを聞くことで掃除は捗る。


 例えば送風の魔法で天井や高い位置の埃を落としてから、空気の吸引の魔法を使って埃を一カ所に集めて行ったり、水拭き後に乾燥の魔法を使って水拭きで濡れた場所を乾かしたり、衣服を洗う時は桶に水を張って桶の内部の水を回転させたりなど。


 そう言った時にどう言う風に魔法を使うのが効率的なのかなどを教えてくれた。


 日常で使う様な魔法に関しては母親が良く教えてくれる様に家事手伝いをする様になってから教えてくれる。


 「じゃ、行ってきます!」


 「気を付けて行くのよ。」


 家事手伝いを終えてから俺はいつも通りに花壇に向かう。


 花壇に植え替えた蜜の花も元気に育ってくれている。雑草などを使った堆肥が良かったのか、それとも植物用の回復魔法が良かったのかは分からないがとにかく元気だ。


 元気な植え替えた蜜の花の現在は魔法を器用に使って花の蜜を瓶に集めてから、今は全ての蜜の花に受粉を行なって終えていた。


 これも農業系の魔法の本に書いてあった魔法の1つの受粉用の魔法のお陰だ。本来なら果樹や野菜用の受粉の魔法で。


 あとはこの蜜の花から種が取れる様になれば、蜜の花を増やすことが出来るようになるだろう。


 あとは待つだけの花壇では雑草が生えたりもしているから、生え始めた時に雑草や食用の植物は抜いて堆肥に、魔法薬になる植物はそのまま花壇で育てたりもしている。


 今日の花壇には堆肥を撒いておくだけ。


 堆肥を撒き終わったら、次に向かうのは父親と兄が作業している畑に向かった。


 「お父さん、兄さん、来たよ。」


 「来たのか、ディン。それじゃあ雑草が生えていたら抜くのを手伝ってくれ。」


 「分かった!」


 まだまだ収穫時期じゃないがそれでも育って来ているトマトの様な野菜の畑に入った俺は雑草を抜く仕事を始めた。


 このトマトの名前はトミャトと呼ばれている野菜で、地球のトマトと味はほとんど変わらない。若干だけど酸味が強めなトマトだ。


 以後、そのままトマトと呼ぶことにしたトミャトは母親が絶品なスープやピザを作ってくれる大事な野菜。


 その野菜の栄養を奪う雑草は1本も残さずに畑から引き抜いていく。それもアカシックレコードまで使って雑草を探して。


 そうして午前中は父親と兄の手伝いで畑仕事を終えると、午後からは昼食後に母親か父親が教える兄の勉強を隣で聞いていたり、外の散歩で花畑や小川などを歩きながら色々な魔素を集めていたりしている。


 今日は兄の勉強の日ではないので俺は散歩に出掛けていた。


 花畑を歩いて気持ちを穏やかになるのを感じたり、小川に素足を入れて涼んだり。


 「あっ!」


 足を入れていた小川をぼんやり見ていたら小川を泳いで行く小魚の姿が見えた。


 数匹の群れで泳いで行った小魚は食用になる魚で味はそこそこ美味しい。


 なんか小腹が空いて来たからと魔法を使って小川の水流を堰き止めて水を操って小魚の群れを捕獲。


 そのまま小魚だけを1匹水から出して尻尾を掴んでから指先に展開した魔法陣から火を出して直火でしっかりと焼いて(アカシックレコードを使って調べて)から一口。


 「うん、魚の味だ。」


 小骨が多いが、それもカルシウムになると気にせずに俺は食べ、残りの捕まえた小魚を食べていくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ