表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
18/34

18話

 魔装機を見たことで色んな情報やインスピレーションを得たこともあって、あれから更にシミュレーション内では様々なことを行なって過ごしていた。


 その中でも実際に動いている魔装機をアカシックレコードで観察分析したこともあってシミュレーション内部なら実際に魔装機を俺自身で動かすことも出来るようになっている。


 魔装機の操縦は魔力操作で人形を動かす様にするのだが、その際に脳波を読み取る魔道具で実際の自分の身体を動かすようにサポートもしてくれるので、魔装機は魔力操作だけで動かす訳ではないから動かせる魔力量さえあればいい。


 今の俺は魔装機VS魔装機と言った戦いをシミュレーションで行なっていた。


 使用する武器は巨大な大剣だけ。


 大剣と大剣をぶつかり合わせて戦う一方で別のシミュレーションでは格闘戦をさせている。


 はっきりと言ってどの戦いでもシミュレーションの機能で動かしている魔装機に俺が動かす魔装機が敗北する形で終わっている。


 シミュレーション機能で動かす魔装機はやばい。俺の動かす魔装機の動きを常に分析して戦ってくるせいで攻撃を与えられたのなんて始めてから数回だけしかないくらいだ。


 常に俺の分析を行なっているシミュレーション操縦の操縦する魔装機に勝つにはどうすればいいかを考えても思い付かない。


 今もシミュレーションでは袈裟斬りに攻撃を仕掛けた俺が操縦する魔装機の一撃を簡単にシミュレーションが操縦する魔装機が受け流しと同時に振るった大剣で返り打ちになっていた。


 大体の魔装機同士の戦闘を行なうシミュレーションでもそんな感じだ。


 蹴りを行なった魔装機の残った片足を足払いを受けて地面に倒れる魔装機の姿があり、別のシミュレーションでは相手の魔装機の連撃に耐え切れなくて敗北する。


 そんな感じで魔装機同士の戦闘をシミュレーションで行なっても一度として勝てないのはやる気を無くしそうになるほどだ。


 あまりにも勝てなさ過ぎてシミュレーション操作の魔装機との戦闘の難易度を下げての同格との戦いをしてみたらこうなった。


 大剣と大剣をぶつけ合う。


 お互いに一歩も引かない打ち合いが行なわれる中でこのまま打ち合っても倒せないと判断した。


 俺が操縦する魔装機は相手の大剣をぶつけ合うのではなく回避を試みた。


 本当に当たりそうになるのを大剣を引き付けてから回避を行なってギリギリのところでシミュレーション操作の魔装機の攻撃を回避する。


 そしてシミュレーション操作の魔装機の大剣を持っている両手を大剣を振るって切断すると、あとはもう攻撃手段がほとんどなくなった相手魔装機を相手の攻撃を受けても気にせずに大剣を振るうことで初めて勝利した。


 今回のシミュレーション操作の魔装機に勝利したのはギリギリでの回避をしたからだろう。


 今後も同じように完璧に回避することが出来れば、シミュレーション操作の魔装機にも勝てるだろうけど、それはそれで今後のことを考えるのなら別の方法でも勝てるようになった方がいい。


 もっと俺が強くなるには武術に関しても習った方がいいのかもしれない。


 魔装機は人と同じように動かせるのだから実際に俺自身でも動けるイメージがあればもっと簡単に動かせるはずなのだから。


 「でもなぁ〜。」


 今の俺は4歳で、そんな歳で武術を習うのは難しいし、この村に武術を習うところなんてないと思う。


 それならこうやってシミュレーションで格上のシミュレーション操作の魔装機と戦い続けることで魔装機での戦い方を学ぶのがいいかもしれない。


 常に成長する格上のシミュレーション操作の魔装機に勝利するにはかなり難しいだろうが、それでも俺が強くなるにはこれが一番良さそうではある。


 シミュレーションの幾つかはシミュレーション操作の魔装機との戦いに使おうと今後は思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ