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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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15話

 最近は花壇の世話が生活の日常になって来た頃、ここ最近の俺の成長は著しいくらいに急成長をしている。


 なぜそんなに急成長したのかと言う理由は分かっている。


 観測分析情報収集魔法アカシックレコードだ。


 このアカシックレコードの魔法を発動して維持して行くだけで俺のチート能力の超学習頭脳へと掛かる負担が大き過ぎる。


 その負担が多いからこその負担に耐えられる様にと急成長をすることになっているのだろう。


 今現在だと思考超加速は50倍まで体感時間を引き延ばせる様になっているし、多重思考の方は86まで思考の数を増やせている。


 他にも超学習頭脳に内包されている学習能力強化、理解力強化、思考演算力強化、情報処理能力強化、脳機能強化の5つの能力も成長していて、アカシックレコードを発動した後の情報処理に使っていた思考の数を減らすことも出来る様になっていた。


 アカシックレコードの範囲を広げれば、初期のアカシックレコードの範囲の減らせた思考の数も増やさないと対処出来ないが。


 そしてシミュレーションでもアカシックレコードで観測分析した多くの情報を得られてシミュレーションで行なえる内容も増えて来ている。


 観測分析情報収集魔法アカシックレコードを使える様になってから多くの成長を出来た。


 が、魔力関係の成長はそこそこ止まりで魔力量や魔素変換率も大きな成長はしていなかった。


 「魔力量や属性魔力をより効率的に変換できる様になるにはやっぱり無茶しないといけないのかな。」


 今も寝る時も含めて常時俺の周りには高濃度の魔素を浴びることで魔力量を増やそうとしたり、属性魔素を取り込んで属性魔力を効率的に作り出せる身体へと変え様としている。


 これでも普通に暮らしている子供よりも断然に俺の方が魔力関係の成長をしているだろうが、ここから更に成長させたいのが俺の思いだ。


 ここから更に成長を加速させるにはやっぱり俺の周りの魔素の濃度をより濃い濃度まで上げないといけないだろう。


 けど、そうすると日常生活もままならなくなるのが最大の問題だ。


 身体がふらふらとするだけの初期状態から進んで行き、最終的には呼吸するのもやっとな状態になってしまう。


 「やっぱりこのままゆっくりと魔素に耐えられる身体になるまで待つ方がいいのかなぁ。」


 今の状態を維持しているからこそ分かるのだがほんの少しだけ魔素への耐性が出来て魔素濃度をほんの少し高くなっても耐えられてはいるのだ。


 耐えられる魔素濃度を少しずつ高めて、また魔素濃度を少し上げてそれにも耐えられる様になったら、また魔素濃度を高めていくのがゆっくりとだが確実に成長も出来る。


 でもアカシックレコードで急成長した超学習頭脳のことを考えるとどうしても魔力関係の成長も加速させたくはなる。


 寝る前の短時間だけ耐えられないほどの高濃度魔素を浴びられる様にしようかと考えていると。


 「おーい、ディン。出掛けるぞ。」


 「ん?分かったー!」


 父親が俺を呼ぶ声を聞いて考えていたことを一旦別の思考に任せた俺は父親の元に向かうことにした。


 「どうしたの?お父さん。」


 「今日はな。すごい物が村にやって来るんだ。それをディンに見せたくてな。」


 「そんなすごいんだ?兄さんは知ってる。」


 そんなにすごいと父親の言う物がどんな物なのだろうか気になる。兄の方が年上だし知っているのだろうか?


 「今のディンよりも小さい頃に見たぞ。今でも思い出せるほどに印象的だったなぁ、あれは。ディンも見れば興奮するぞ!」


 「そんなになんだ。気になって来るよ。お父さん、早く行こう!」


 「おう、そうだな。ディン、ライアンも行くぞ。」


 そうして俺、父親、兄の3人で村に来ているというすごい物を見に見学に行くのだった。

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