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悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


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075★ パーティー会場にて、手渡された手紙は最悪?


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 私は、伯母上(おばうえ)の手紙の内容に、(おどろ)いてしまう。


 伯母上(おばうえ)貴女(あなた)は、何故(なぜ)、そんな悪夢を見たんですか?

 その上で、きちんと内容を書きとめておくなんて………。

 私なら、目覚(めざ)めて()ぐに、悪夢の記憶を封印しますよ。


 どうして、私の可愛いシルビアーナが………。

 為政者(いせいしゃ)としては良いが、夫としてはいかがなものか?というような男とばかり、婚姻するんですかぁぁ?


 どの男も、優秀で力があり、為政者(いせいしゃ)としての能力も高く、それぞれの分野で(なら)ぶものは無いというイイ男ですが………。


 シルビアーナの結婚生活の大半は、ベッドの上ぇぇ~………。

 軟禁?監禁?という状態で、自由がない?


 子供に(めぐ)まれても、嫉妬深(しっとぶか)い夫?に邪魔されて、シルビアーナは思うように子供と(せっ)するコトができないなんて………。


 シルビアーナは、あの呪具(じゅぐ)のセイで不遇(ふぐう)な生活を()いられていた。

 馬鹿の婚約破棄の宣言と、呪具(じゅぐ)(はず)すという暴挙(ぼうきょ)を受けるまで………。

 シルビアーナは、感情すらも制限(せいげん)されていたのに………。


 それなのに、自由になったのも(つか)()で………。

 今度(こんど)は夫になった者に、(あい)という名の束縛(そくばく)をされるだと………。


 それも、私の(えら)んだアルディーンで………。

 そして、弟のラインハルトでも………。


 上がっている名前は、どの男も、良い男のはずなのに………。

 いったい何故(なぜ)だ?


 シルビアーナと婚姻した途端(とたん)に、監禁?軟禁?をするような束縛男(そくばくおとこ)になってしまうとは………。


 (そろ)いも(そろ)って、()たようなコトをする男ばかりとは………。


 だが伯母上(おばうえ)先見(さきみ)の能力を考えると………。

 残念だが、ハズレはなさそうですよねぇ………。


 というか、そんなに書き残しができるほど、鮮明(せんめい)だったんですね。

 もしかしなくても、リアルに体験したんですね。

 シルビアーナのために、言葉を()くしても、聞き入れてくれない夫達を身近(みじか)で見て、時に叱責(しっせき)してもダメだったと言うことですか………はぁ~……。


 だから、貴女(あなた)は、私に、この(ひど)い内容の手紙を残したんですね。

 読んだだけでも、軽く人間不信(にんげんふしん)になれそうですよ。


 特に、アルディーンと息子ラインハルトに………。

 あのおとなしく目立(めだ)たない第2皇子のレオンハルトが………だ、なんて………はぁ~。


 私と同じように、獅子(しし)の名を持つのに、覇気(はき)の無い皇子と言われているのに………。


 しっかし、おのれのペットに()ているから、シルビアーナに餌付(えづ)けして、食べる姿に()()むなんて………。

 愛する理由自体が、何か(いや)だ。


 そして、何より、ラインハルトよ。

 ()が息子よ、何をこじらせた?


 やはり、幼少期から一緒に育たなかったことで、姉とは見れ無かったのか?

 それでいて、もっとも血統の近い異性として惹かれたということか?


 だが、(シルビアーナ)(だま)して………妊娠させて、強引に結婚に持ち込むなんて………。


 3人共に、(すべ)て、血統的に濃いか薄いかの違いは多少あれど、この国の皇族の血を引く者達だ。


 そうなると………その狂気の原因は、血統によるものなのだろうか?

 でも、他の4人は………。


 そう考えてから、私はその事実に行き付く。


 いや、冒険者以外は、多少は薄くなるが皇家の血筋が流れている者ばかりだ。

 きっと、皇家の血が原因だ。

 (だん)じて、美し()ぎるシルビアーナが原因ではない。


 なんて、可哀想なんだ()が娘は………。

 できすぎる男が、求婚者だから、これ以外の男は、選択肢(せんたくし)に無い………。


 どれを選んでも、監禁?コース………の()んだ男ばかり………。

 神の(のろ)いか?祝福か?

 流石(さすが)に、判断に(くる)しむよ………。


 この国に、シルビアーナは、幼児期から少女時代を、皇太子妃として相応(ふさわ)しい者となるためという建前(たてまえ)と、脳内お花畑の大馬鹿者(おおばかもの)に魔力を供給(きょうきゅう)するという本音兼役割(ほんねけんやくわ)りのために、身体(からだ)の自由と感情の自由を(うば)われていた。


 それなのに、今度(こんど)は、(あい)する夫に自由を(うば)われるのか?

 子供に会わせるのも嫉妬(しっと)する夫が、私達家族と会うことを許すとは思えない。


 そんな風に、際限(さいげん)の無い地獄に()ちたような感覚の中、ブランデルが力尽(ちからず)くで周囲の者を()り払い、私に手を出す。


 そう、その双眸(そうぼう)が言う。


『母上の手紙、私にも読ませろっ』と。


 そうでなければ………。


(さき)の2通の手紙同様、(みんな)が見れるように(うつ)し出せ』と。


 ブランデルにも、私の不幸?苦悩?を()けてやりたい………。


 この手紙を公開して、(みんな)にも私と同じ、苦悩を()()らすのも一興(いっきょう)だな。


 特に、シルビアーナの夫候補の牽制(けんせい)になってくれるかもしれない。

 というか、なって欲しい………切実(せつじつ)に。


 だぁぁぁぁぁ~………私の心が、くじけそうだ。

 やっと、シルビアーナと()らせると思ったのに………。


 だが、()たして家族で()らして良いものなのか?

 ラインハルトのコトを考えると、別居した方が良いかもしれない。


 たしかに、今更(いまさら)シルビアーナが姉だと言っても、そう見ることは難しいだろう。

 ずっと(はな)(ばな)れで()らして来たのだからな………。


 せっかく、一緒に()らせるのに………。

 何故(なぜ)、こんな苦悩をしなければならない。

 いっそ、ディアを連れてシルビアーナ探索の旅にでようかな?




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