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悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


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034★魔晶石を発見したので、魔力などを注いでみました


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 (かぎ)となりそうな、最初の魔晶石(ましょうせき)の1つを見付けた私は、残り3つの壁に、目の前の壁と同じ位置に魔晶石(ましょうせき)が無いかを探すことにした。

 そして、すぐに次の魔晶石(ましょうせき)を発見する。


「あぁ…やっぱり、あった……魔晶石(ましょうせき)


 1つの壁の中心に、1つの魔晶石(ましょうせき)()めこまれていた。

 大きさは完全に一緒で、ただ色は違った。


 紺碧(こんぺき)純白(じゅんぱく)深紅(しんく)漆黒(しっこく)


 4色の魔晶石(ましょうせき)ということは、東西南北(とうざいなんぼく)(あらわ)すのかな?

 となると、天井の真ん中にもありそうだし、この調度中心の床にも、色付きの魔晶石(ましょうせき)()め込まれているってことじゃないかしら………。


 その考えに(いた)った私は、天井に向けて(てのひら)かざし、魔力を集めて天井の中心部分を(なで)でるイメージを送ってみた。

 途端(とたん)に、天井の植物の壁はさっと()れる。


 ああ、やっぱりあったわね。

 位置的に、天ってことで()(とお)ったハチミツのような金を含んだ琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)()まっているわね。

 それじゃ真下の床に()め込まれている魔晶石(ましょうせき)は?


 私はしゃがみ込んで、足元にあるだろう魔晶石(ましょうせき)を探す。

 と、それはすぐに見付かった。


 いや、法則(ほうそく)に気付けば単純で、理解(わか)りやすいモノだった。

 私はちょっと考え込んでから、床に(うめ)め込まれた深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)(てのひら)をあてて、魔力を思い切り(そそ)ぎ込んでみた。

 が、しかし、何も反応が無い。


 無反応にちょっとがっかりした私は、(ため)しにと思い、私は天井に()めこまれた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)にも魔力を(そそ)いでみる。

 天井に()め込まれた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)は、目に見えて(ひか)(かがや)いた。

 ただ、残念なことに(ひか)(かがや)いただけだった。


 えっとぉ~……込めた魔力が足りないから、色付きの魔晶石(ましょうせき)は反応しなかったのかしら?

 いや、天井の琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)と同じぐらい込めたわよ。

 なんで反応しないのかしら………。


 私は少し考え込んでから、前世でのゲーム攻略の法則(ほうそく)とかを思い起こす。


 うぅ~ん……もしかして魔晶石(ましょうせき)の色が関係しているのかな?

 そうなるとぉ……あっ……もしかして、属性とかあるのかもしれない。

 天井の時は、天をイメージしたし、足元の床は大地を無意識にイメージしていたのにぃ~………属性を込めるってことには気が回らなかったわ。


 そこに思い(いた)り、私はもう一度ちゃんと(ひか)りのイメージを込めて天井の琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)へと魔力を付与(ふよ)してみる。

 途端(とたん)に、今度はまっとうに起動(きどう)したらしく、煌々(こうこう)(かがや)きだした。


「あっ…やっぱり……そうとわかれば………」


 私は、4方向の石壁に()め込まれている色付きの魔晶石(ましょうせき)に、4大元素の魔力をイメージして送り込む。


 紺碧(こんぺき)魔晶石(ましょうせき)には、水属性の魔力。

 純白(じゅんぱく)魔晶石(ましょうせき)には、風属性の魔力。

 深紅(しんく)魔晶石(ましょうせき)には、火属性の魔力。

 漆黒(しっこく)魔晶石(ましょうせき)には、地属性の魔力。


 そして、足元の深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)には、このダンジョンの大気の中から魔素(まそ)だけを抽出(ちゅうしゅつ)して(そそ)ぎ込んでみる。

 それぞれの魔晶石(ましょうせき)がキラキラと(かがや)き出したことを確認する。

 だが、やはりキラキラと(かがや)くだけで、何の変化も起こらない。


 はぁ~………ちゃんと起動しないのは、天井の琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)は、(ひか)りじゃないってことね。

 たぶんだけど、半分正解ってところかしらね。

 となると、コウちゃんがよく口にしていた、真那(まな)とかいうモノを込めないとダメッてことね。


 魔素(まそ)抽出(ちゅうしゅつ)したときに分離したモノが真那(まな)ってことで良いのかしら?

 ただ魔素(まそ)と分離したら、あっというまに()っちゃったのよねぇ。

 さて、どうしたら()らさずにまとめられるかしら?


 もう一度、ちゃんと真那(まな)抽出(ちゅうしゅつ)をイメージしてみよう。


 真那(まな)は神様の力ってコウちゃんが言っていたから………。

 (ひか)りのイメージをもっと昇華(しょうか)させて純度を上げて神聖(しんせい)をイメージして………。


 何度か(ため)すが、真那(まな)だけの抽出(ちゅうしゅつ)上手(うま)くいかない。

 だからと言って、魔素(まそ)抽出(ちゅうしゅつ)して分離すると、あっという間に真那(まな)()ってしまう。


 あうぅぅ~……上手(うま)くいかないわねぇ………どうしたら良いの?

 ハッそうだ、いったん魔素(まそ)ごと真那(まな)を取り込んで、さっきコウちゃんを(つつ)み込んだ(ひか)りの(まゆ)みたいにすればどうかしら?


 そう思いついた私は早速(さっそく)それを(ため)してみる。


 まず双眸(そうぼう)を閉じて深呼吸して、この部屋の大気をできるだけ()い込む。

 そして、胸に手をあてて、ゆっくりと体内(たいない)に取り込んだ魔素(まそ)真那(まな)を分離し、(ひか)(かがや)真那(まな)(あたた)かな生命力で(くる)む。


 たしか生命力も神様から与えられた力で真那(まな)(ふく)んでいるはずだものソレで(つつ)み込んで()らなければ何とかなるはず。


 そして、私は生命力で(つつ)んだ真那(まな)(まゆ)体内(たいない)から取り出す。

 その(かがや)きを見て、私は無意識に(うなず)く。


 たぶん、これで良いはず。


 両手の中でキラキラと虹色に(ひか)(かがや)く力が(まゆ)のような姿で(あらわ)れていた。

 真那(まな)抽出(ちゅうしゅつ)して生命力で(くる)みまとめたソレを、私は改めて天井の琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)に送り込んでみた。


 すぅーっと天井の琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)へと()い込まれた。


 しばらく煌々(こうこう)(かがや)いた後、天井の金を()びた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)から、唐突(とうとつ)に4つ壁の魔晶石(ましょうせき)へと順繰(じゅんぐ)りに光線(こうせん)のようなモノが照射(しょうしゃ)される。


 最初に光線(こうせん)照射(しょうしゃ)を受けたのは紺碧(こんぺき)魔晶石(ましょうせき)だった。

 天井の魔晶石(ましょうせき)から光線(こうせん)照射(しょうしゃ)を受けた紺碧(こんぺき)魔晶石(ましょうせき)は、(とな)りの壁に()め込まれている純白(じゅんぱく)魔晶石(ましょうせき)と、床の深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)した。


 その間に、天井の金を()びた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)からは、新たに純白(じゅんぱく)魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)されていた。

 光線(こうせん)照射(しょうしゃ)を受けた純白(じゅんぱく)魔晶石(ましょうせき)は、(とな)りの深紅(しんく)魔晶石(ましょうせき)と床の深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)する。


 その次に天井の金を()びた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)から、新たな光線(こうせん)照射(しょうしゃ)を受けた深紅(しんく)魔晶石(ましょうせき)は、やはり(とな)りの壁の漆黒(しっこく)魔晶石(ましょうせき)と床の深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)させた。


 そして、当然のごとく、天井の金を()びた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)から4度目の光線(こうせん)が、漆黒(しっこく)魔晶石(ましょうせき)へと照射(しょうしゃ)される。

 漆黒(しっこく)魔晶石(ましょうせき)は、やはり(とな)りの壁の紺碧の魔晶石(ましょうせき)と、床に()深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)した。


 4つ壁の魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)した天井の金を()びた琥珀(こはく)魔晶石(ましょうせき)は、最後に床に()深緑(しんりょく)魔晶石(ましょうせき)へと光線(こうせん)照射(しょうしゃ)した。


 次の瞬間、光線(こうせん)は立体的な菱形(ひしがた)光線(こうせん)縦横無尽(じゅうおうむじん)に走りまくった。




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