243★上空から、謎の神殿を確認してみました
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
なんにしても、シアちゃんに拒否されなくて良かったわ。
これで、女神の【神子】が解体されて、コウちゃんやガッちゃん達が誕生した理由が何かわかるかもしれないわね。
「それじゃ、行きましょうか? 時間は有限ですからね。暗くなる前に帰って来いって、私も言われているしね。行こっかフリード、ジオン」
楽しそうに歩き始めたシアちゃんを追って、私もその後へと付いて行く。
その際に、落ち着いたコウちゃんとガッちゃんは、前を歩いていたので、フリード君がシアちゃんの手を握って楽しそうに歩いているのを見て、唐突に小さくなって私の両肩に張り付いきました。
うふ………なんかシアちゃんに、ままって張り付いているフリード君に対抗心を持ったみたいね。
本当に可愛いわぁ~………コウちゃんもガッちゃんも………前世で飼っていた子達(=犬猫)を思い出すわねぇ~………ああ、懐かしいわねぇこのスリスリ攻撃。
フリード君と手を繋ぎ、先頭をずんずん歩くシアちゃんの後を、警戒しながら歩くジオンからだいたい3歩ほど後ろから、私は追い駆ける。
シアちゃんとフリード君の歩幅は狭いので、長身でガタイが良いジオンは余裕でその後を付いて行く。
私は天使シリーズを身に付けているし、色々と補正の魔法を自分にいくつもかけているので、やはり付いて行くのは余裕だったりする。
コウちゃんとガッちゃんは、私の両方の肩にそれぞれ戻って来ているから、唐突に何かあったとしても、全然平気だもの。
それに、私には死薔薇の鞭という武器もあるしね。
………って、そういえば、シアちゃんて武器を持っているの?
フリード君も、ソレらしい得物(=武器)の持っているようには見えないのよねぇ………。
いや、ジオンはちゃんと武器を携帯しているいるけどね。
思わず前を良く3人をマジマジと見詰めて、私は困惑してしまう。
えっとぉ~……もしかして、身を護るための武器とかも携帯していないように見えるんですけどぉー…………もしもしぃー………。
はぁ~………これは、後で、それとなく確認した方がよさそうね。
そんなコトを私が考えている間に、魔の森の裾野の中にぽっかりとした開けた空間が出現れる。
そこには、まるでつい最近にできあがったばかりと言ったら、信じてしまいそうなほと綺麗な神殿が、デデェーンと鎮座していた。
その場所へとたどり着いたシアちゃんは、私達を振り返って、新品未使用とかいう単語が付きそうな綺麗な神殿を指さして言う。
「ライム、ここが、私が飛ばされた謎の神殿です」
うん、たしかに、これはどこをどう見ても神殿だね。
そう思ってから、私は首を傾げて考え込む。
何故なら、私達は魔の森の奥の山に行く時に、この辺りを通ったはずなのだ。
でも、たしかにガッちゃんやコウちゃんに恐竜もどき達を食べさせたくて、だいぶ急いだけど………こんな大きなモノ(=謎の神殿)を見落とすなんてことないでしょう、流石に。
だというに、今、目の前に鎮座する神殿を見かけなかったってコトは、何らかの隠蔽の魔法のようなモノがかかっていたってコトよねぇ……たぶん。
じゃなければ、異空間にでも隠されていたかよねぇ………。
とりま………ここは、まず外観からも確認した方が良さそうね。
それに、シアちゃんの息が上がっているしね………無理は禁物よ、それには休憩が必要よ。
って言うか、シアちゃんってば、この姿になる前の私よりも更に脆弱な気がするんですけどぉ………はぁ~………先が思いやられるわ。
とりあえず、私がここにいたら、焦っているシアちゃんは早速神殿の中に入って探索をしようって言うに決まっているわ。
ここは、いったんシアちゃんから離れた方が良いわね。
「シアは、とりあえずここで休憩ね。息が上がっているわよ。冒険者の基本は、基礎体力よ。シアが体力を回復している間に、私はコウちゃんとガッちゃん連れて、この目の前の謎の神殿の構造と外観を確認してくるわ」
さて、シアちゃんは、私の言った意味、理解してくれるかな?
ああ、その表情………きちんと、わかってくれたようね。
「はぁ~い」
大丈夫みたいだから、私はちょっと周辺探索しながら、コウちゃん、ガッちゃんと、色々と相談しないとね。
私は、天使シリーズの力を借りて、フワリッと上空へと向かう。
まずは、この謎の神殿を上空から確認しましょう。
うん、フリード君がシアちゃんの手を引いて、落ち着いて休憩できる場所へと引っ張って行ったわね。
さてさて、謎の神殿は………東西南北に大きな部屋で、左右に一回り小さな部屋っていう形態なのね………。
「さてと、コウちゃん、ガッちゃん、アレ(=謎の神殿)から何かを感じるかしら? 例えば、嫌な気配とか………瘴気を感じるとか………魔素が溜まっているとか………」
私の問いかけに、コウちゃんとガッちゃんは、肩から身を乗り出すようにして周囲と建物を確認する。
「ママ、そういうモノは感じないよ」
そうコウちゃんが言えば、ガッちゃんも頷いて言う。
「ボクも、そういったモノは感じません」
コウちゃんとガッちゃんの答えに、私もそういう類いを感知できなかったコトで頷く。




