240★ちょっとどろじゃなく危なっかしいんですが………
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
こぉ~んな素直でまじめで天然なシアちゃんに、レイパレ(R18)の外伝とはいえ、悪役令嬢役なんてモノを振るのって、あまりにも無理ゲーすぎだと思うのは、私だけかしら?
って、ああ、コウちゃんもガッちゃんも、シアちゃんの天然ぶりに頭を抱えているわ。
そうよねぇ~………シアちゃんと無関係で、会ったばかりのコウちゃんやガッちゃんでも、心配になっちゃうよねぇ~………。
そんなコトをさらりと言うシアちゃん、冗談抜きで警戒心が薄すぎだよ。
いや、私自身もおぞましい呪具を身に付けされられて、皇家に捕らわれていたことで、世間知らずでモノ知らずだけど、その遥か上を行っている気がするわ、いやマジで………。
危なっかしいって………主にアルディーンお兄様に………常々言われている私をゆうに超えまくる天然なシアちゃん、マジでこの先が心配だわ。
じゃない、今の内容を整理するのよ、私。
まず、シアちゃんは本編の劣化版?レイパレ(R18)外伝のクリスタリア王国編とかいうヤツの悪役令嬢役で、婚約破棄されたことで、断罪前に逃げた出したと………。
んで、深紅の長髪の彼、ジオンは本編と外伝共通の隠しキャラで、幻の攻略対象者だった。
ちなみに、謎の神殿に精神部分が【封印】されていたって話しね。
そして、それを全部シアちゃんに教えたのが、あの狼の獣人少年フリード君っていうのがねぇ………。
それも、コウちゃんの真魂の真核から零れ落ちた真核のカケラと魔力って………なんか、思考がパンパンになっちゃうわ。
だいたい、真魂とか真核ってなに?
分割された女神の【神子】の魂魄の中心部分て意味であっているのかしら?
そう思って、コウちゃんを見ればコクコクしてくれる。
3度の転生の間、私の魂魄の中に………たぶん同居していた状態だったことで、ある意味で以心伝心状態にたびたびなる………いたことで、私の疑問を察知して頷いてくれる。
うん……それであっているのね。
それは、とりま………んで、そのあげくが、女神の愛し子の【神子】を解体した7人の男のひとりがジオンで幻の攻略対象者って………。
当の本人は………そうよねぇ~………。
思わず、その幻の攻略対象者ジオンへと視線を向けて同情の視線を送ってしまう。
今の話しのもろ当事者ですもん、ちょっとどころじゃなく、身の置き所が無いわよねぇ………。
あぁ~……天を仰いでるわ。
まぁ、その気持ち理解る気がするわ。
しっかし、シアちゃんて見るからにか弱そうなんですけど………。
だと言うのに、装備もろくなの身に着けていないじゃないの。
そんな姿で、こっち側(=魔の森)に来るなんて………。
いくらジオンが強いって言ってもねぇー………はぁ~……。
どう考えても、無謀だと思うわよ、流石に。
私って、そこまで親切なほうじゃないけどね、やっぱり忠告はしておくべきよね。
流石に、無防備すぎるわ………心身ともにね。
これが、ヒロインじゃなくて、悪役令嬢役って絶対に間違っているでしょう………やっぱり。
じゃなくて、ここは建設的に行きましょう。
ひとつずつ、疑問を解消していかないとね。
「えっとね………ジオンの【封印】の強化って? その子…フリード君が、コウちゃん………こっちの翼付き白虎から【封印】される前に零れ落ちて誕生したのは理解ったたわ。と、いうか、その子の身体はどうしたの? 魂のカケラと魔力だけだったから、繭状態だったって言っていたけど」
さて、シアちゃんは、どういう風に私達に説明してくれるかしら?
色々な意味で、残念な子だよねぇ……シアちゃんって………。
「この狼の獣人少年はね。私が誓約の神殿から、謎の神殿へと跳ばされたコトを話した人達が、私のこれからを心配して、生活奴隷として買っくれた子なの」
うん、たしかに心配するでしょうね。
典型的なしっかり者だけどままっ子のフリード君も、見るからに美丈夫なジオンもいない、単品のシアちゃん。
うわぁ~………心配どころの話しじゃないわ………じゃなくて………。
「えっ……そうなの?」
私が聞き返すと、シアちゃんが頷いて、フリード君とジオンが自分の側にいる理由を口にする。
「うん………ちなみに、買ってもらった時のフリードは、ただ命令に従順に従うだけの生きた人形だったの。その時に、まだ繭だったフリード………幻の8番目の神獣のこの子がね。自分の身体として欲しいって言ったのよ。だって、出合った当初のこの子は、既に精神(=魂)を氷狼神っていう狼族の主神に捧げられて、ほとんどが食べられちゃっていた子だったから………」
「……そう…この世界には、氷狼神っていう狼族にとっての主神ってモノがリアルに存在するんだね」
「うん、私もそう思ったよ。……でもって、微かに残った魂のカケラのお蔭で身体は、まだ生きていたけど、ほとんど意思は皆無状態だったわ。それもそのはずで、あと僅か1ヵ月ほどで、魂のカケラは消滅して、逝く身体だったって………」
「そうなの?」
「うん、産みの親は連れ合いを取り戻すために、この子を産んだらしいわ。氷狼神に供物として捧げるためにって………」




