232★魔の森の奥に行きましょう
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
【ホワイトファング】の皆さん+ファラちゃんと一緒に、私は美味しく【魅惑の魚亭】で昼食をご馳走になりました。
そして、現在の私はと言うと、あの後【ホワイトファング】が定宿にしている宿を教えてもらった後、ひとり行動をしています。
もちろん、一般常識が無いってコトで、ひとりでうろつくコトを、えらく【ホワイトファング】の皆さんには心配されましたが………。
彼らが知人に呼び止められたコトを幸いに、ささっとすぐさま離脱した私です。
だって、そうでもしないと、コウちゃんやガッちゃんに話しかけるコトすらできないから………。
たしかに、彼らはとても良い人達ではあるけど、元が女神の【神子】の身体から誕生した神獣達を、流石に見せるコトはできないですからね。
そして、初心者マークが残っていることを確認し、私は一度冒険者ギルドに戻って、ルンルンのお買い物タイムを満喫しました。
まぁ~………そこまで必要なモノではなかったんですけどね。
一応、初心者マークの特典を享受したかったので、そういう意味では満足だったりします。
また、冒険者ギルドで買い物をしていたという姿を見せておきたかったのもたしかです。
いや、【ホワイトファング】の皆さんに心配されるとのも、ちょっと嫌なので………。
だって、この後もご縁がありそうな感じだし………っというか、昆虫系の魔物を獲ったら押し付ける相手にちょうど良いんですよ。
それはさておき、初心者マーク特典である程度の買い物を済ませた私は、ひと気の無い裏路地へと気配を消してススッと入り、無詠唱で小結界を張る。
総志てから、私は両肩に張り付いて、透過しているコウちゃんとガッちゃんに呼びかける。
「コウちゃん、ガッちゃん起きてる?」
少し前に寝息が聞こえなくなったので、起きている判断でそう聞いてみました。
私の問いかけの言葉と同時に、透過を解除したコウちゃんとガッちゃんがフッと出現れる。
「なぁに、ママ?」
「どうかしましたか? マスター」
何時も通りのコウちゃんとガッちゃんに、私は思わずホッとする。
たしかに、従魔のファラちゃんは可愛かったが、このふたり………じゃなくて、神獣達には到底及ばないものねぇ~………。
うふふふ………本当に可愛いわぁ~……じゃなくて、話しを進めないとね。
「うん、これから、すぐに魔の森に行こうと思ってね。どうせなら、コウちゃんやガッちゃんとお喋りしながらと思ってね」
たしかにファラちゃんは可愛かったけれど、普通の魔獣だからお喋りとかできないのでちょっと何か物足りなかったのよねぇ………。
ふたりと一緒に、お喋りとかしながらソルス・ロス・エンダ村に向かったりしていただけに、やっぱり会話が無いと寂しいと感じてしまうよ。
そんな私に、ふたりはもふもふのお尻尾をふりふりしながら答えてくれる。
「嬉しいです、マスター」
「俺も、嬉しいよママ。このまますぐに行くの?」
コウちゃんからの問いかけに、既に行く気満々な私は頷く。
「ええ、そのつもりよ。さっさと魔の森の門を通って、奥の山へと行って、あの恐竜もどき達をたぁ~んとガッちゃんに食べさせて上げたいわ。くすくす………ついでに、あっちで焼肉パーティーでもしようか? どうかな? コウちゃん」
私の言葉に、コウちゃんがコクコクする。
「サンセー………って、ママってばさっき【ホワイトファング】のメンバーと一緒にご飯食べたばかりじゃない?」
お腹大丈夫?と言外に言うコウちゃんの言葉に、私は肩を竦める。
「コウちゃん、忘れたの? このハイエルフハーフのスペックをめっちゃ上げるために………とんでもない大食い設定したコト。どうやら、そのままらしいのよねぇ………はぁ~………。たしかに【魅惑の魚亭】のお魚各種は、とぉ~ても美味しかったけどねぇ。残念ながら、満たされなかったわ。それに、だだ狩るのと違って、食べるだと、その種族の2割を割らない限り、あの空間からはじかれたりしないはずよ。だから、飽食しに行きましょう。コウちゃんとガッちゃんは食べて魔晶石作りね。私は魔力増幅をはかるわ。そしたら、コウちゃんとガッちゃんに、私の魔力を極限まで絞って手渡すから、魔晶石にしてね」
私達の当面の目的(=まだ仮死状態で、右腕輪の中に仮死状態で眠っている神獣達を目覚めさせる)の手段を口にした私に………。
「あんまり無理しないでね、ママ」
「そうですよ、マスター」
と、優しい声で返って来る。
それでも、やっぱり他の子も起こしてあげたいというのが本音だ。
「それじゃ、行こうか」
「うん、ママ」
「はい、マスター」
コウちゃんとガッちゃんを肩に、私は魔の森側の門へと向かった。
もちろん、もう一度コウちゃんとガッちゃんに透過してもらったのは言うまでも無い。
そして、冒険者のブレスレットを、門番に見せて、門を通行する際にどのぐらいで戻って来る予定かを聞かれたので、夕刻には戻ると言って魔の森へと向かった。
もちろん、周囲探査をして、誰も居ないコトを確認した私は、天使シリーズを身に付けているコトもあって、魔の森の奥にある、恐竜もどき達がたぁ~くさん居るはずの山へと向かった。
ちなみに、低空飛行のセイか、何かに引っかかるというコトも無かった。




