↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
230/261

230★ご飯を食べに行こう


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 だが、コウちゃんやガッちゃんという神獣を連れている私に、それはできないことなので、適当(てきとう)に話しを濁(にご)そうと思った、そのときに………。


「ふおぉ~………これって、滋養強壮……粉末にして混ぜるんだよな………」


「いや、それより見ろよコレ………最高級のシルクワームだぜ。この毛の長さ、通常の3倍はあるぜ。手触りも最高だぜ。毒線入った毛もまんまだから………」


「ふふふふ………こっちなんて………」


 という【ホワイトファング】の皆さんの声が聞こえてきました。

 虫類が嫌いな私は、思わす音の遮断(しゃだん)をしましたよ。

 もちろん、無詠唱ですよ。

 簡単に魔術を使ったりしたら、ぜぇ~ったいにアンジュさんに注意されること間違いなしですけど、背に腹は変えられませんから、さっさと自己申告して怒られるコトを回避します。


「うふふふ………今(いま)、雑音がしましたので、あの衝立(ついたて)が動くまでという設定で、音の締め出しをしました。せっかくファラちゃんを堪能(たんのう)しているのに、あんな虫を語る言葉は聞きたくありません」


 そう言って、ファラちゃんの頭や身体をもふもふし、その感触を楽しむ。

 そんな私を見て、アンジュさんは嘆息して、別のことを聞いて来る。


「それで、ライムちゃんは、この後どうする予定なんですか?」


 アンジュさんの問いかけに、私はファラちゃんの被毛の感触を楽しむように撫でながら答える。


「えっ…この後ですか? そうですね。なんか、お腹が空いた気がするので、ご飯を食べに行って………【ホワイトファング】の皆さんと今日泊まる宿に行ったら………。その後、ちょっとだけ魔の森の方を探索してみたいかな? って感じですね。なんせ、真っ当に街とかに入るのって初めてなんで………。どうやってかはわかりませんが、お師匠様ってば、何時の間(ま)にか獲物の買取りの人とか呼んで、欲しいモノを手に入れていたんで………。街の中っていうだけで楽しいですし、依頼ボードを見て………っていうのも、初めてなんで………クスクス………」


 楽しそうに、そういう話しをしている間(あいだ)に、フッと簡易的に張った防音のための結界が消えたので、そういう話し合いが終わったコトを知る。


 そして、ほくほく顔のギルマスのアレスさんと、にこにこしている【ホワイトファング】の皆さんが、衝立(ついたて)をどかして、私の前に現れて言う。


「ライムちゃ~ん、ご飯に行こうか?」


 機嫌の良いマイケルさんの言葉に、私もにこにこしながら返事をする。


「はい、行きたいです。ちょうどお腹が空いて来たので、美味しいところ、よろしくぅ~………。この街って始めてだから、すごく楽しみです」


 ゲームの中で、美味しそうなご飯シーンが何度も出て来たコトを思い出し、私は期待に胸を膨(ふく)らませる。


「それじゃ、ギルマス、また。行こうか、ライムちゃん」


「ほら、ファラもおいで………ファラを歓迎してくれる。【魅惑の魚亭】に行こう。あそこは、魚がメインの珍しい店だから、ライムちゃんも、気に入ると思うよ」


 その言葉に、私は胸を期待に躍(おど)らせた。

 なぜなら【魅惑の魚亭】は、予約が必要だから………。

 いや、ゲームの中ではそういう設定だった場所です。

 だから、とぉ~っても楽しみです。


「うふふふ~………すっごく、楽しみですぅ~……。でも、そこって、たしか予約が必要なところじゃなかったでしょうか? 前に、お師匠様から、チラッと聞いたことあるような気がするんですけど………」


 私の言葉に、エランさんがクスッと笑って言う。


「大丈夫だよ、ライムちゃん。【魅惑の魚亭】は、俺の兄貴が経営している店だからさ………。だから、従魔のファラがいても入れるんだ。俺達専用の部屋は、何時でも開けてもらっているからね」


 予約があろうと、専用の部屋があるからと言われて、私はウキウキする気持ちをとめられなかった。


「そうなんですか、それは嬉しいです。【ホワイトファング】の皆さんとファラちゃんも一緒にご飯が楽しめるなんて、最高ですね」


 ご機嫌になった私は、ファラちゃんと一緒【ホワイトファング】の皆さんの元(もと)へと行く。


「それじゃ、アンジュさん、ギルマスのアレスさん、ありがとうございました」


 そう言って、私に1番最初に声をかけてくれた、ファーズさんの隣りに行く。

 そして、そのまま私は【ホワイトファング】の皆さんと一緒に、ご飯を食べるために【魅惑の魚亭】へと向かうことにした。


 冒険者ギルドを出た【ホワイトファング】の皆さんは、私を先導しながら、今日のお昼ご飯を食べるために【魅惑の魚亭】へと向かいながら、色々と説明してくれる。


 この通りは武器屋や防具屋が多く、ひとつ隣りの通りは雑貨が多いとか、その説明からすると、ゲームの中での設定にかなり近いようですね。

 後で買い物に出てみようと思います。


 ファラちゃんは、私の隣りを軽い足取りで、ご機嫌で歩いている。

 ネクトさんも、機嫌良さそうに隣りを歩きながら言う。


「ライムちゃん【魅惑の魚亭】はその看板の名前の通り、お魚の料理が美味しいんだよ。その上でファラのためだけにね、薄味で味付けしたモノを出してくれるんだ。エランのお兄さんで、ロランさんて言うんだ」


「そうなんですかぁ……従魔に優しいお店なんですね。とても楽しみです」


 そんなとりとめも無い話しをしている間(あいだ)に、ロランさんが経営する【魅惑の魚亭】へとたどり着いた。

 が、お店の前はけっこう混んでいた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。