223★びっくりです、冒険者の階級が本当に変更のようです
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
疑問顔の私を見て、ギルマスのアレスさんが説明してくれる。
「色々な討伐部位とか持ち込んだからね。ライムちゃんは、現在の階級から変更になるんだ。もちろん昇級でね」
あぁ~………そういうことですか。
だから、ギルマスであるアレスさんの権限とか承認のようなモノが必要なんですね。
「あっはい、そうなんですね」
どうやらここで、改めて、冒険者登録した階級の更新?をすることになりそうです。
頷いた私に、アレスさんは水晶の塊を指差して言う。
「ここに、その腕輪をかざしてくれ。解体場で仮算出した買取り品の価格から算出した仮払いポイントとランクが入るから………。これは、フォレンの冒険者ギルドに貢献したって意味だ。それによって、階級は上がって行くことになる。ちょっと待ってくれ」
「はい」
言われた通りに、フォレンの街で作った冒険者の腕輪をかざして、ちょっと待ってみる。
すると、ブレスレットに浮かび上がる文字で1番下のF級から、ピコピコと文字が点滅し、A級に変わった。
「あっ………A級に変わりました」
そう言ってから、もう一度確認するように見直す。
階級は変わったけれど、ちゃんと初心者マークは残っています。
良かったぁ~………バグって、若葉マークまで消えてお得時間が消えたりししていませんでした。
「良し、A級に変わったな」
私の冒険者の腕輪を見て、階級が変わったことを確認したギルマスのアレスさんはひとつ頷いてから、また説明を始める。
「たまに、階級がちゃんと動かないことがあるんでな。それはさておき、ライムちゃん、3日後にもう1度ここに来てくれないかな。まだ、正式な買取り金額が算出されてないから、階級も金額も仮払いしかできないんだ。もしかしたら、鑑定によっては、更に階級が上がるかもしれない。それに、金額もある程度は確定する。ただし、ローズスネイクシリーズは冒険者ギルド主宰のオークションにかけられるから………。それは、早くても1ヵ月後になるから、その頃にも、ここに来て欲しい。すまない………実は、オークションが終わったばかりだったんだ」
私の持ち込んだ獲物(=討伐した魔物)が獲物だったので、買取り金額が確定するまで、全額は支払えないと、アレスさんはすまなそうに言う。
現在、私はそこまでお金を必要としていなかったので、あっさりと答える。
「ああ、それはかまいませんよ。今のところ、特に大きなお金を必要としていませんから………。当座必要なお金はありますから、それは気にしないでください。私は、お師匠様といる時にはまったくと言うほどできなかった、初心者冒険者の定番である薬草類の採取依頼とかを受けて、まったりと初心者としての冒険者ライフを楽しみたいと思いますので………」
私の言葉を了承と受け取り、これからの予定を聞いたギルマスのアレスさんは、溜め込んでいた息をそっと吐き出していた。
えっとお~…かなりのストレスになっていたようですね………何故でしょう、解せぬ。
これが、ゲーム内では通常運行の行動だよね………えっ違うの?
どう行動するのが正解かわからないので、ちょっと…いや、かなり困っています。
なんて、内心でひとり突っ込みをしながら、私は出されたお茶をそっと飲んで喉を潤す。
私の反応を見て、肩の力を抜いたギルマスのアレスさんが、そのまま説明を続ける。
えっと、アンジュさんは、受け付けのお姉さんなのに、ここ(=アレスさんの隣りに、さりげなく立っている)に居て良いんでしょうか?
疑問には思ったけど、やぶ蛇にはなりたくないので、気付かない振りをしておく。
「そっかぁ~…それは、助かるな。そうだったな、ライムちゃんは、まだ、初心者冒険者なんだよな」
確認するように聞いて来るアレスさんに、私は肩を竦めながら答える。
「はい、お師匠様が薬草なんてモノは、いくらだってその辺に生えている。力無い見習いや初心者に、そういう依頼は譲るもんだって言われていて、私はほんの1部の薬草を軽く教わっただけなので………。もしもの時は………って言ったら、お前には魔法があるだろうって断言されちゃって、結局は薬草類を教えてもらえなかったんです。あと、お金が必要になったら………獲物(=魔物)を捕って(=討伐して)売れば良いだろって言われました」
幻のお師匠様のセイにして、私の常識の無さを誤魔化す。
盛大に盛った話しを聞いているギルマスのアレスさんも、アンジュさんも、後ろでまったりと話しを聞いている【ホワイトファング】の皆さんも、なんともいえない雰囲気で全員が頷いていた………解せぬ。
「ああ、そうか………んじゃぁ、そっちの説明も必要だろうから説明するな。買取り品の金額の詳細と金は冒険者のブレスレットに刻まれる。この部分な」
そう言って、アレスさんが長方形の水晶が嵌っている部分を指差した。
「あっはい、ここですね」
確認するように聞けば、アレスさんは大きく頷いて、ついでに付け足すように言う。
「ああ、そこに表示される。ちなみに、引き出すコトは、どこのギルドでもできる。冒険者ギルドと商人ギルドに設置してある水晶板だったら、大概は何処でも大丈夫だ」




