221★ちょっと盛りすぎちゃいました
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
ギルマスからの買い取り許可が出たので、私に向かってガンツさんが頭を下げる。
「ギルマスから許可をもらったから、頼む」
「はい」
私は、レッドローズスネイクに、ブルーローズスネイク、パープルローズスネイク、ブラックローズスネイク、そして珍しいアルビノも付け加える。
アルビノは、バラ模様が反射で浮かぶ、稀少なホワイト系で、幻と言われている。
出された、無欠けのローズスネイク達を見て、カンツの瞳が興奮で細まるのを見て、きっと祖先に入っていたんだろうなぁ~と思った私だった。
うん、獣人さんは魅力的ですね。
いや、鑑賞対象としですけどね。
「まぁこんなモノかしらねぇ? 流石に、もう入らないってくらいに詰め込んだから………。あっ魔石の大半は消費したんで、ほとんど無いです。ローズスネイク種からも取って使いましたんで………」
言外に、背負い袋の容量拡大と重量軽減のために、魔石を使用したというニュアンスで言えば、ガンツさんは頷く。
解体室の解体テーブルに乗せられた大量の討伐された魔物を前に、アレスはにこにこしているだけだった。
その唇が………。
『予備費をたぁ~っぷりと溜め込んで置いて良かったぜ』
と、まるで甘い吐息のように呟いていたのを見て、私はクスッと笑ってしまった。
解体場で出すだけ出したライムに、アレスが声をける。
「そんじゃ向こうに戻って、ライムちゃんの階級登録のし直しだな」
ギルマスのアレスさんが言った言葉の意味を即座には理解らなかった私は、きょとんとした瞳で気の無い声を無意識に出していた。
「はぁ~?」
私が理解っていないことに気付いたガンツさんが、説明してくれました。
「あのな…嬢ちゃん、どうやら知らないみたいだから説明するな。ローズスネイクって魔物は、本来ならA級のパーティーでの討伐ランクなんだよ。それに、オーク種も全種類を取るってコトは、それに従う、オークナイトやオークメイジも結構いただろう。一般的なオークもな」
そう言われて、わらわらと湧いてきたコトを思い出し、私は無意識に鼻にシワを寄せつつ頷く。
「ええ、たっくさんいましたわね。それはもう……わらわらと……数えるのもめんどうなほど膨大な量がいましたよ。でも、雑魚のほとんどはお師匠様の攻撃魔法で、綺麗さっぱりと燃やし尽くされましたから……メイジやナイトもね。だから、そう言う意味では簡単でしたよ」
ケロッとそう言う私に、【ホワイトファング】の面々は頭が痛いという風にコメカミに手を当てる。
その中のひとりで、たぶん一番気が良いネクトさん(=ファラを従魔にしているので、私てきには一番良い人)が、苦笑いを浮かべながら言う。
「あのさ、討伐依頼A級。それも、パーティーのみが受けられるってことになっている。キラーアントってけっこうな群れだったよなぁ?」
確認するように聞かれたので、私は大きく頷く。
「ええ、もの凄い数でしたわねぇ~………。いやぁ~………気持ち悪いくらいに、わしゃわしゃと居ましたね。まぁ……それは、まだ私には荷が重いでろうって言って、お師匠様がキラーアントクイーンを雷撃の一撃で落としましたよ。まぁ……残りは統制がとれ無い状態になっていたので簡単でしたよ。だって、ブリザードトルネードを打ち込みましたから………」
その言葉に、 ファーズさんが感心したように言う。
「嬢ちゃん、マジで規格外だわ」
ファーズさんの言葉に重ねるように、マイケルさんがふっと今そのことに気付いたと言う風に問いかけて来る。
「そう言えば、ライムちゃんの種族って?」
マイケルさんにそう聞かれた私は、特に隠すつもりも無かったので、そのままあっさりと答える。
「えっ? 私ですかぁ? 私は、ハイエルフと人間のハーフでぇ~す。ただ、魔力量だけは、本来のハイエルフを超えるだろうってお師匠様に言われましたぁ~………。でも、私は、お師匠様以外と魔物討伐?をしたコトがありませんので、実際のところは判別りませんけど。だから、私と他の方々との違いは………残念ながら不明です。だって、比較対象がお師匠様しか居なかったので………」
「う~ん……まぁ~…そうかぁ~………だから、こんな感じに育つんだな」
「私は、お師匠様に、これから世間の常識を覚えて、旦那を見繕って、可愛い孫を見せろって言われて、修行の終了を宣言されました」
「そっかぁ~……嬢ちゃんのお師匠様は、一般的な常識を教えてはくれなかったんだなぁ~………。その上で、旦那を見つけて孫を見せろって、逆にどんな無謀なクエストだよ」
そのむちゃくちゃな性格と力で………という言外の言葉が聞こえましたけど、あえて無視します。
「だよなぁ~………嬢ちゃんのお師匠様って、きっと一般世間の常識が無いから、嬢ちゃんに冒険に必要なコトは教えられても、一般常識は教えてやれなかったんだなぁ~」
【ホファイトファング】の皆さんが、かなり酷いコトを言ってくれました。
そして、何故かアレスさんも、アンジュさんも、そして、カンツさんまで頷いています。
ちょっと、幻のお師匠様の話しを盛り過ぎたようですね。
でも、みぃ~んな妙に納得していますから、これはこれでありというコトで………。
ああ、ファラちゃんを撫で回して、私もこころの安寧を得ましょう。




