↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
217/261

217★ゲームの中に出て来た設定と未解明の設定


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 ちなみに、完熟のソルス・エル・ピーシェの果実から、ごく稀(まれ)に手に入ることがある種子は、土に埋(う)めると3割の確率で発芽してくれるらしい。


 何故(なぜ)らしいと言う断定しない言い方をするのかと言えば、ものすごぉ~く残念なことに、前世のゲームの中では種子を手に入れるができなかったからである。

 だから、どういう設定のもとで種子を手に入れられるか不明だし、仮に完熟のソルス・エル・ピーシェの果実から種子が出てきて、手に入ったとしてもちゃんと発芽するかどうかも、実際のところは不明なのよねぇ。


 それに、もともとの発芽率が3割だしね。


 ついでに言えば、レイパレ(R18)やRPG【黄昏(たそがれ)の開放(かいほう)】の中では、これまた極稀(ごくまれ)に【緑の手】と呼ばれるスキル持ちがいて、そのスキル持ちじゃないと、ソルス・エル・ピーシェの苗木をちゃんと成長させられないという設定になっていたのよねぇ。


 こっちはちゃんと設定が出ていたけど、完熟のソルス・エル・ピーシェの果実から種子を手に入れる方法は、条件とか解説とかぜぇ~んぜん出ていなかったのよねぇ………。






 もしかして、完全に運任(うんまか)せのランダム形式になっていたのかもしれない。

 そう、種子が出るかどうかは神のみぞ知るで、それこそ、運営も把握(はあく)していないのかもしれない。


 そんな風に、前世のゲームのことを回想している間(あいだ)も、そこらじゅうで騒いでいる………うるさいです。

 せっかく、愛(あい)らしいファラちゃんをもふって堪能(たんのう)しているのに………。


 ファラちゃんは、念願のソルス・エル・ピーシェの果実をひとつ丸ごと食べたことによる陶酔感で、私の手にうっとりしながら撫で回されています。


 まぁ…完熟タイプをあげましたからねぇ~……美味しかったでしょう。

 私もあとでまた食べようかしらねぇ~。

 たしか、ソルス・エル・ピーシェの果実には破邪や魔除けの効果もあったはずだしね。


 なんて、のほほんとファラちゃんのモフモフの被毛を堪能する私を恨めしそうに見詰めて叫ぶ。


「大袈裟(おおげさ)に騒ぐわっ……おまっ…お前なにしてんだよぉ~……わざわざ、拘束具まで使って、ファラを止めていたのにぃ~………どんだけの貴重品を………」


 ファラちゃんの拘束具をガッチリと握っていた、マイケルさんがそう叫んだあとにガックリとうなだれてしまう。

 そんなマイケルの肩を、まるでドンマイとでもいうように軽く叩いて、ネクトさんが微妙な表情で現実的なコトを言う。


「そうだよ、ライムちゃん。いくら、自分で採取したモノでも3個しか取れない………」


 可愛いファラちゃんが完熟のソルス・エル・ピーシェの果実を食べて、満足という表情でうっとりしているのが嬉しい反面、とんでもなく貴重なモノを失わせてしまったという罪悪感がネクトさんを襲っているようですね。


 あっ……そのおひとの様3つまでという制約(せいやく)って、何故か無効になっていたのよねぇ~………どうしてなのかしらねぇ?

 ソレ(=採取の個数制限がなかったこと)を教えてあげたら、少しは【ホワイトファング】の皆さんってば復活するかしら?


「あっそれ、今(いま)は違いますよ。だぁ~れも冒険者が来ないので………それが、どうしでだかまでは理解(わか)りませんが、私はいくつでも採取できましたよぉ。だって、腐っていっぱい地面に落っこちている状態でしたから………」


 私の言葉を聞いて、呆然(ぼうぜん)としていたギルマスのアレスさんが溜め息混じりにボソッと言う。


「色々(いろいろ)と前代未聞ばかりだが………とりあえず、移動しようか………」


 出された討伐証明を運ぶのも面倒になったらしいギルマスは、なんかもう、私にお小言を言うのも馬鹿らしくなったらしい。

 そんなアレスさんの言葉に乗って、私は頷(うなず)く。


「あっはい、オーク類を出すために、解体場に行くんですよね」


 私の確認の言葉に、どこか力なくギルマスのアレスさん頷(うなず)く。


「ああ、こっちだ………」


 そう言って歩き出したアレスさんに、私はのほほんと付いて行く。

 その横には、受け付け業務担当のはずのアンジュさんまで付いて来る。


 えぇ~とぉ……受付け業務を放り出して良いんでしょうか?

 結構、新しい冒険者登録に来ていた人達並んでましたけど………。

 まぁ……私の知ったことではないですけどね。

 たぶん、サブギルマスのルディーさんがなんとかするでしょう………たぶん。


 ついでに言えば、私にルゥニャルゥニャと鳴きながら、ファラちゃんが付いて来ようとしています。

 が、それを止めずに、そのまま【ホワイトファング】の皆さんも、解体場へと向かう私達の後に続いて付いてきていた。


 ちなみに、解体場でオークシリーズその他を出した後で聞いたんだけど、あの後ルドレイツ侯爵家の侍従のハインツさんは、サブギルマスのルディーさんにソルス・エル・ピーシェの果実をちゃんと【鑑定】をしてもらい、後料金(品物によって価値が変動するらしい)を払って、一目散にルドレイツ侯爵家へと帰還したらしい。


 勿論(もちろん)、侍従のハインツさんは人目をはばかるくともなく『姫、今(いま)、ソルス・エル・ピーシェの果実を持って帰ります』と、叫びながら………。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。