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悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


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194/279

194★なんか危機感を感じます


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。



 それでも、他国から見たら平和な安定した国だったのはしたかよ。

 アラフィフ喪女が、のほほんと暮らせるくらいだからね。

 もっとも、私が亡くなる少し前から、ちょっと世間的には物騒になってきていたけどね。


 無作為(むさくい)に外国人留学生という名の外国人労働者をガバガバと入れて、日本人の就職率が落ちていたのは事実よ。

 噂じゃ、外国人労働者を入れると補助金が出るからってことで、日本人じゃなく外国人留学生を入れていたわ。


 と、いうか、それで私は面接に行っても落とされたわ。

 見学に行ったソコは、まさに外国人労働者だらけだったもの。

 日本国で日本企業なのに、働いている人のほとんどが外国人って………って、思ったわね。


 指導役の正社員以外、ほとんどが派遣社員、それも若い外国人ばかりだったのを見て、私はソコの会社の製品は買うまいと思ったわ。

 だって、日本製をうたっていたって、作っているのは外国人なんだもん。

 心が狭いと思われても、なんかイヤだったから、あのまま生きていても、きっと買わなかったわね。


 じゃなくて、そんな他国に比べたら平和な国だから、娯楽も多かったわ。

 マンガに小説、アニメにドラマ、ゲームだって多彩にあったものね。


 そんな中で、ゲーム機器はあっという間(ま)に進化したものねぇ………。

 最初はテレビ画面でファミコンやスーファミでプレイしていたけど、その頃からゲーム機が豊富になったわねぇ。

 勿論(もちろん)、ゲーム本体もアッと言う間(ま)に増えたわねぇ。


 その内に専用ゴーグルをつけて、臨場感たっぷりなんてモノに変化していったわ。

 その頃から次世代のゲーム機器も出てきたのよねぇ。

 まだフルダイブとか言われている大型専用ゲーム機器は出始めで、私は使用してなかったのよねぇ………だって、金額がねぇ………じゃないっ。


 ああ、なんかちょっとどころじゃなく、現実逃避ぎみだわ。

 それにして、本当に一発で成功して良かったわぁ。

 流石(さすが)に、あの詠唱をもう一度するのはねぇ………。

 なんにしても、脆弱過(ぜいじゃくす)ぎるシルビアーナ(私)の身体(からだ)は、安全な場所(=腕輪の中)に保管ね。


 幸いにも、ボディチェンジで、この身体(からだ)と入れ替わりに、状態保存魔法が付与されている水晶体に納(おさ)まっているしね。


 こうして、私は、シルビアーナの身体(からだ)を水晶に入れて、アバターの身体(からだ)に宿(やど)った。

 懐(なつ)かしい、ハイエルフハーフの私に戻った。

 緑の髪に水色の瞳、透(す)き通る白い肌、ばら色の頬(ほお)と唇という絶世の美少女です。


 体つきは、美乳に細いくびれた腰、それなりにボリュームのあるお尻ですよ………たぶん。

 身長は、低めですが、手足は長いという設定です。


 フードを目深にかぶれば、年齢も性別もわからなくなるという、お得な設定も入っています。


「うん………やっぱり、この身体(からだ)の方がしっくりクルわね。さて、さっさとお手紙を書きましょうか………」


 言い得て妙だが、本当に自分の身体(からだ)だって感じるのよ。

 とりあえず、今回(こんかい)は、自動書記の魔法で今日会(きょうあ)えなかった(=諸理由で会いたくなかった)子供達に手紙を書きました。


「ごめんねぇ………エミリ、エドガー、ハンス。お母さんはすぐに旅立つわ。本当は、ヘンリーやユリアやメリー達にも逢(あ)いたかったんだけどねぇ………。なんか、こう、此処(ここ)がチリチリするのよ」


 と、うなじを右の掌(てのひら)で擦(さす)りながら言う。


「うわぁ~………もしかして、ヘンリーやユリアやメリー達に連絡したのを、あいつ等(ら)が嗅(か)ぎ付けたのかも………」


 と、エミリの双子の兄であるエドガーが嘆息して言う。


「うん、ありそうだね。あいつ等(ら)ってそういうカンが異様に発達しているからね」


 と、同意するハンスに、エミリが言う。


「名残り惜しいけど、あいつ等(ら)が来るとお母さんを困らせるの間違いなしだから、早く旅立った方が良いわね。お母さん、落ち着いたら、連絡してね」


 私は自動書記の魔法で書いた手紙をエミリ達に預(あず)ける。


「そうね、捕(つか)まったらきっと長いわね。あっ…これ、逢(あ)えなかった子供達へのお手紙ね。なんか本気で、ヤバそうだから、このまま旅立つわね。またね、エミリ、エドガー、ハンス」


 そう言い放って、私は急いで地下室から飛び出し、古代遺跡の館(やかた)から外に出て、魔法で空へと飛び上がりました。


 後に付いて来ていた エミリ、エドガー、ハンスが、名残り惜しそうに私に手を振ってくれます。

 そんな手を振(ふ)るエミリ達に、私はだいぶ後ろ髪を引かれたけど、同時になんかゾクゾクしたモノを感じて、必死にできるだけ高く飛びあがりました。


 だって、竜人だと飛べるので追い縋られる可能性があったから………。

 なんか、本当に執着の強い獣人っ子達が近くに来ている感覚があったので、頑張って飛び立ちました。


 あっ……コウちゃんやガッちゃんを紹介し忘れたわ。

 でも、次|の機会にでも紹介しましょう。


 嗚呼(ああ)、できればヘンリーやユリアやメリー達にも逢(あ)いたかったわぁ………。

 このアバターの身体(からだ)に慣れたら、番(つがい)システムを無効化する魔道具を、予防のために体内に埋(う)め込んでから、獣人っ子達に逢(あ)いましょうかね?


 ハーフハイエルフだから、番(つがい)システムに反応しないから大丈夫っていうのは、絶対に言えないからね。

 とりあえず、危険区域?から離脱しました。





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