190★番(つがい)システムに付いてのエトセトラ
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
なんてコトを思っていたら………何時の間にか、私の前世での私室に来ていたエミリが、泣き笑いの顔なのに、声だけがとっても嬉しそうに話かけてくる。
「お母さん、抱き潰してごめんなさい。でも…気絶したお母さんを抱き締めて…とっても嬉しかった。だって、お母さんが生きて私達の元に帰って来たって、実感できたから………。あっ…そうそう…ヘンリーやユリアやメリー達に連絡したわ」
その言葉に、私はびっくりする。
「あらあら、さっそく連絡したのね。昔なら独占したいって、1日は誰にも連絡しなかったのに………。ほんとぉ~に成長したのねぇ………。お母さんは嬉しいわ」
だから、本音を込めてそう言いながら、微笑む。
「あっ…あのね………人族とハーフエルフに連絡したの。獣人族や竜人達には……まだ連絡してないの………。だって、あいつ等って煩いし、我がままだし嫉妬深いから、1日おいてから連絡すれば良いって………。みんなで決めたの。特に竜人は………」
エミリの報告?告白?に、私は苦笑する。
子供の頃からの独占欲は、大人になったお陰で少しはマシになっているらしいわね。
うん………子供って言うのは、いつの間にか成長して、勝手に大人になっていくのねぇ………って思ってしまったわ。
それにしても、身体機能とか魔法力で敵わない獣人や竜人を、未だに苦手意識があるのね。
こればっかりは、種族的なものだから、無理に仲良くしなさいなんて言えないわ。
それよりも、シルビアーナの姿でいる説明をした方が良いわ。
何時までも後ろ(=過去)を向くより、前に(=未来)に進むべきよね。
ここは、さらっと説明しましょう。
そう、突っ込まれてもそこはスルーして、あくまでさらっとね。
それに、私に、執着し過ぎな竜人や獣人達に、この姿では会いたく無いもの。
何より、ハーフエルフ達には、ほとんど番(=生涯唯1人の魂の伴侶)を求める意識が無いから良いけど………。
たしか、このゲームって色々な種族の人間達が、戦って恋愛して子供を作るって部分もあったのよ。
なかでも、丈夫で強くて(=身体能力)魔力量も多い竜人が、1番人気だったのよねぇ~………。
私は、むきむきの筋肉に魅力を感じなかったから、アバターは魔力量が多い、ハイエルフと人間のハーフにしたのよ。
ただし、ハイエルフの特徴はまったく出ていない。
外見上は、人間にしか見えないって………。
だって、種族として最弱な人間の姿だと、魔物も魔族もみい~んな油断してくれるんだもの。
身体能力の不足は、身体強化の魔法とアイテムで補填すれば良いんだもの………。
って、その考え方に従って、ひたすら魔力量を増やして、色々なアイテムをダンジョンで漁って歩いたわぁ~………。
それでも足りなくて、課金して手に入れたアイテムもあったわねぇ。
その結果が、インベントリに残っていたから、今も楽しているけど。
じゃなくって、なんだか、竜人には会いたく無いって………。
なんか、嫌な予感がする。
もしも、今のシルビアーナを、あの子達の誰かに番認定でもされたらたまらないもの………いや、本当にマジヤバだわ。
自分で言うのはなんだけど、こんな見た目からして儚げな美少女、竜人や狼の獣人なんかの庇護欲を刺激すること間違いなしだもの。
それに、あいつ等って、基本が番を自分の腕の中に囲って、誰にも会わせたくないっていう、まさに種族自体がヤンデレ体質なんだもの。
そう言えば、前世で組んだパーティーの中にも、竜人のアバターを作った人がいたけどぉ………。
あるイベントで、番認定がでちゃって、本人達はそこまでしたくないのに、強制的に何時でも一緒に行動するって、まるで呪いのような感じになったのよねぇ~………。
だから、あの2人は、ゲームをする時間を何時も連絡しあって、潜っていたわ。
ソレを見て、不憫なって思ったけ………。
運営は、竜人を滅茶苦茶有利にしていたけど、その分、ちゃんとお釣りがくるようにしたのねぇ~……って、会話したわね。
獣人も身体能力がバカみたいに強い狼や獅子、虎や豹、熊やヘビ、オオトカゲを選んだり、魔力量の多いキツネやタヌキ、ネコを選ぶと番が発生する強制イベントがあって、重しをつけられたり、番と何時でも行動するっていう制限が入ったわ。
なんと言っても、元がエロゲー制作会社だったから………。
RPG【黄昏の開放】だって、あのなんちゃって乙女ゲームのレインボーパレス(R18)からの派生品だものね。
ゲームのユーザーが、レイパレ(R18)の【難攻不落の深淵の絶望ダンジョン】をはじめとした、ダンジョン攻略メインのゲームを欲しがったことで、制作されたのがRPG【黄昏の開放】なのだから………。
他のゲーム制作会社と同様に、魔物が蔓延るダンジョンを攻略して、ダンジョンコアを破壊するという設定で創造られた………じゃないっ。
現実逃避するヒマなんてないのよ、しっかりしなさい、シルビアーナ。
とりあえず、前世でのメインのレイパレ(R18)の設定を思い出さなきゃ………。
そうそう………お陰で、竜人や能力のある獣人を選ぶ人が減ったわね。
魔力量の多いハイエルフも、番システムで足を引っ張られていたわねぇ。
竜人と能力のある獣人のハーフは、番システムに引っかかる危険があったのもちゃんと思い出せたわ。




