↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
189/279

189★前世で創造(つく)ったそれぞれのアバターが存在しているようです


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 とりあえず、アルディーンお兄様からもらったポーションの瓶を取り出す。

 当然(とうぜん)、あの水壷のお水が入っているソレをコクッと飲む。

 はい、ちょっとあちこち痛くて重かった身体がすぅ~っと軽くなり、スッキリさわやかな状態へと戻りました。


 本当に、あらためてこんな状態になって飲むと、よぉ~く効くわねぇ~…って実感するわ、いや、マジでね。

 流石(さすが)は、ゲームでポーションの代表格たる【ソーマ】と【エリクサー】ね。


 ちなみに、アルディーンお兄様から出してもらった空のポーションの瓶は、2つだけ返却せず水壷のお水を入れた状態で、左腕のインベントリに入れていました。

 もしもの時用にって、用意しておいて良かったわ。

 まさか、こんなに早く使うことになるとは思わなかったけどね。


 また、ポーションの空瓶に入れて【ソーマ】と【エリクサー】を用意しておきましょうかねぇ~……はぁ~。

 これは、あとでポーションの空瓶を購入して、複数用意して置いた方が良さそうね。

 まぁ………アバターがちゃんとあって、ボディチェンジできるなら、そこまでは必要ないかもだけどね。


 そんな私(=【ソーマ】と【エリクサー】をカパカパッと飲んでいる)を見ながら、コウちゃんがご報告してくれました。


『あったよぉ~………』


 そう言ってから、コウちゃんはちょっと何かを躊躇(ためら)う表情をする。

 いや、躊躇(ためら)うと言うよりは、どう言おうかという方がよりそれらしいかしら?

 そんなコウちゃんに、私はうながしの言葉を口にする。


「あら、何か問題があったの? アバターがあったのに、コウちゃんがそんな風に言葉を選ぶってことは、もしかして、保管した水晶体から取り出すのが、かなりキビシイってこと?」


 私の言葉に、コウちゃん首を振る。


『ううん………たぶん、保管用の水晶体を取り出すのに、ママなら苦労はしないと思う』


 そう………それじゃ、別の問題があったってコトかしら?


 私は首を傾(かし)げながら、コウちゃんに問いかける。


「って、ことは別の問題があったってことかしら?」


『うぅ~…とねぇ………ママ達が創造(つく)った渾身(こんしん)の力作であるアバターは、ちゃんとあったよ』


「うん? ママ達?」


 コウちゃんの言い方に、私は疑問符付きの言葉を無意識に唇からこぼれ落としながら小首を傾(かし)げる。

 そんな私に、コウちゃんは自分の見て来たモノをそのまま言う。


『うん、そう……何故(なぜ)かは理解(わか)らないけど、市役所に勤めていた予備役の自衛官の分と、女暗殺者の時の分と、アラフィフの時の分と、ぜぇ~んぶ水晶体に入って、あったんだよぉ~………』


 指折りしながら言うコウちゃんに続いて、ガッちゃんも私に褒めてという顔で話しかけてくる。


『マスター…僕が、見たところ、どのアバターも水晶体の中に、丁寧(ていねい)に封印された状態でした。そのおかげで、機能も正常に維持されているようです』


 よ…良かったぁ~…アバターが存在していて………。

 でも、前世に前前世に前前前世の分が全部この拠点(きょてん)にあるのは何故(なぜ)かしらね?

 だから、コウちゃんはそのコトをどう私に報告していいか迷ったのね。


 うん、気持ちは理解(わか)るわ。

 私でも、ちょっと訳(わけ)が理解(わか)らないものねぇ~………。

 別の拠点(きょてん)にあるはずの、アバターが此処(ここ)(ゼフィロス村の近くの丘の古代遺跡)に存在しているのは何故(なぜ)かしらね。


 でも、その事実だけを考えると、それって…やっぱり、あのRPG【黄昏(たそがれ)の解放(かいほう)】と言うゲームでの仮想世界の一部?………または大部分が、ここの世界と実際に繋がっていたという証明になるわね。


 冗談抜きで、本当にラノベの小説みたいだわ。

 だと言うのにぃ………私ってば、異空間で神様に出会ってないんですけどぉ~………。

 神様と会話して、色々(いろいろ)なチートをもらってから、この世界に転生するなんていう、おいしい過程(かてい)は無かったわねぇ~………。

 ソコが、ちょっと………いや、かなぁ~り残念だわ。


 じゃなくって、現実逃避は早急に止めましょう。

 それよりも、ゲーム内で育てた子達が、この世界で本当に存在していたなんて………なんて、僥倖(ぎょうこう)なの。

 それも…育てて、クランのメンバーとして使っていた頃よりも、だいぶしっかりと成長していたのは驚きだったわ。


 今回(こんかい)…出会ったのは…アラフィフ喪女の時…育てた子達だったけど、それ以前に育てた子達も…存在してるのかしら?

 う~ん…謎だわ…エミリ達との会話で確認していくしかないわね。


 なんてコトを考えて、内心でぐるぐるしていたけどなんとか会話を続けた。


「そう…ガッちゃん、確認してくれてありがとう。コウちゃんとガッちゃんを、あの子達に何時紹介したら良いと思う?」


『………』


 私の質問にガッちゃんは無言で首を傾(かし)げていたけど、コウちゃんはくすくす笑いながら答えてれた。


『何時でも良いと思うよ。だって、あいつ等(ら)は甘ったれのマザコン集団だもの。ママが言う言葉なら、どんな色のモノでも、それこそまっさらな白いモノだって、平然と黒いモノだって認めちゃうくらいにね』


 うふふふふ………コウちゃんってば…本当に、歯に衣着(きぬき)せぬ発言…ありがとう。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。