187★養子にした子供達が成長していました
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
でも、これで、あのゲームとこの世界の一部が、本当に繋がってるってことが判明ったわね。
うふふふふ………ならば、きっとあの手間暇かけて創造ったアバターは存在してるわね。
そして、私の血をあのアバターに垂らせば私がアバターの主になるわ。
あの課金しまくって作ったアバターで、冒険者の活動ができるのよぉ~………嬉しいわぁ。
じゃないわ……このシルビアーナは、極上の血統でものすっごい美少女よ……どうやったって、目立つわよねぇ……はぁ~………。
お父様達が心配するのも理解るのよねぇ。
だからって、ヒモ付きどころじゃない状態での冒険者活動なんてゴメンだから、ひとりで活動する権利を捥ぎ取ったんだもの。
だから、アバターにって思ったけどぉ………。
考えたら、課金しまくって創造ったアバターも、超絶美少女だったわねぇ………どうしましょう?
いやいや、でも課金しまくって創造ったアバターは、HPもMPも経験値もスキルも豊富だわ。
鍛錬してないから、膨大なMPしかない、このシルビアーナの脆弱な身体よりも冒険者として活動するには、きっと便利よねぇ………。
このシルビアーナ《私》の身体の基礎体力とかを考えたら、絶対にアバターとチェンジしたほうが良いわ。
なんて考えごとしながら、私は館内を歩き始める。
そんな私の隣りにふよふよと浮きながら、コウちゃんとガッちゃんはついて来る。
私が歩く廊下は、バラ模様の大理石が敷き詰められていた。
たしか、掃除が楽だからって廊下を大理石にしたのよねぇ~。
そう言えば、室内も大理石を張ってたわ。
掃除しやすいし、床暖房入れるのに便利だからって………。
現実では………できない仕様を、この館には色々と入れたわねぇ。
あのRPG【黄昏の解放】で作った館なら、この扉を開けると地下室への階段があるはず。
あの中二病全開の呪文を唱えたら、ちゃんと扉が開いたのは事実。
なら、アバターを|封じて隠した地下室もあるはずよ。
そう思いながら探れば、あっさりとソコに辿り着く。
うふふふふ………有ったわ…よ……良かったわぁ。
これなら…アバターも…ちゃんと有るはず。
思わず私は、階段を駆け下りる。
すると、地下室への扉が有った。
私(=アラフィフ喪女)のクランの紋章………ユニコーンとバラが描かれていた。
だから、私は、期待に溢れて扉を開ける。
そこには、数人の男女が、武器を構えて私達を厳しい目で見ていた。
その中の1人が、警戒心もあらわに私に話しかけてくる。
「あんたは、誰だ? どうやって結界を破壊さずに、ここまで来たんだ?」
私は質問してきた、金髪翠眼で長身のイケメンを、じっーと見詰める。
何処かで見たコトのある顔だなぁ~と思って、記憶を探った私は…思わずコウちゃんを振り返る。
こくっと頷くコウちゃんに、私も頷く。
金髪翠眼の男は、私の養子だったエドガーだ。
金髪碧眼で耳が尖っている美女は、その妹のエミリで、黒髪青眼の褐色の美青年は、ハンスだ。
あのRPG【黄昏の解放】で、奴隷商人から買った子供達だった。
金髪の2人はハーフエルフで、黒髪はダークエルフのハーフという、性質の悪い(=ゲスな性癖を持つ)金持ちや貴族が好むため、娼館が買いたがる存在だった。
私は彼らの魔力と攻撃力が欲しかったから、結構な金額だったけど迷わず買ったわ。
幼児と言っても良い彼らが、売られているのはいたたまれなかったという部分も………。
なんて色々と考えていたら、エドガーに質問された。
「何故、答えない? 答えないならたとえ女でも容赦しない…」
男の子なのに泣き虫で甘っれで、妹のエミリの後ろに隠れていた子が、侵入者に剣を向けて詰問するなんて私も、歳をとるはずよねぇ………。
じゃない、今の私はシルビアーナでアラフィフ喪女じゃなかったわ。
おばさんじゃなくて、美少女なのよ。
でも、懐かしくてついつい言葉が出てしまう。
「まぁ~…本当に、随分と大きくなったわねぇ~………。甘ったれのエドガーがねぇ~……。それと、随分と綺麗になったわね、エミリ。ハンスの人見知りも、克服したようね? ほんとちょっと見ない間に、成長したのねぇ~………お母さんは、嬉しいわ」
きょとんとする彼らに気付かず、思わず感慨に浸る。
「「「………?」」」
私の発言に、3人は首を傾げながら顔を見合わせる。
やだわぁ~…困ってるぅ~……可愛いわぁ~…ああ面白い………。
そんな顔されると、色々と過去のコトを言いたくなるわねぇ~………クスクス。
だから、そこへ畳みかけるように、私はにっこり笑って言う。
「薄情な子達ねぇ~………お母さんを忘れたの? エドガーとエミリーが一緒に寝ている時に、おねしょしたのをハンスやヘンリー、それにユリアやメリーに内緒で乾かして………」
私の発言の途中で、真っ赤になったエドガーとエミリーは叫ぶ。
真っ赤になったエドガーに、私はトドメを刺すように言う。
「お母さんはね。エドガーの恥ずかしい思い出も、エミリの失敗もハンスの黒歴史も、ぜぇーんぶ覚えているわよ」
すると彼らは、泣きそうな顔で言う。
「「「ごめんなさいぃー」」」




