169★真実は時としてとてもムゴイものですね
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
日曜の分まで、セットしたつもりになっていました。すみません。
私事ですが、土曜日の半分がつぶれました。
せっかくの三連休だというのに、土曜日に派遣会社の都合で健康診断に行ってきました。
ギリ午前中でほぼ検査は終わったけど、病院嫌いの私にはとても疲れました。
そのセイか、高血圧診断されましたね。
それでも、ギリでバリウム検査できる数値だったので、人生初のバリウム検査しました。
炭酸を飲んで、バリウム飲んで、胃の中にちゃんと広がるように、大型検査台の上で何度も反転したり、上下に台座を動かされる中で体勢の維持をするのはとても大変でした。
普通に働いている方がずっと楽だと思うほど、精神疲労が激しかったです。
そのセイか、アップされているか確認もできずに、行き倒れてました。
そのセリフに一瞬で頭の中が真っ白になりましたよ。
いや、実際にはほんの一瞬も無かったですけどね。
そんな重大なコトを聞かされて、のほほんと呆けてなんていられませんから………。
一瞬で現実に意識が強制的に立ち戻った私は愕然としましたわ………思わず。
はぁ~…なんですとぉ~……一般庶民の私が、このハイオシス帝国の皇太子ですとぉ~………。
お父様、いったい何の冗談話しですか?
よしんば、あの脳内お花畑のお馬鹿さんが廃嫡になったのはしょうがないでしょう。
今回のやらかしは、流石に、どうやっても帳消しにはできないでしょうからねぇ………。
卒業パーティーの会場でなければ、どうにかできたかもしれない案件ですけどねぇ………はぁ~………。
各国から交換留学生を受け入れていて、各国大使や上位貴族とか、その他諸々がたぁ~くさん居ましたからねぇ~………どうやったって、なかったことにはできませんよねぇ。
とは言え………はぁ~………マジかぁ~………シルビアーナがハイオシス帝国の皇太子……もとい皇太女ですかぁ~………。
そんなお話しは、本気で勘弁して欲しいんですけど。
だって、シルビアーナに、このハイオシス帝国に対する愛着とかってぜぇ~んぜん無いから、はっきりいって、知ったこっちゃないって感覚しかないですからね。
ふぅ~………あのお花畑のお馬鹿さんがダメなら、第2皇子がいるでしょう?
って、そう言えば、ブランデル皇帝は先代皇帝陛下の暗殺容疑………って、ことは、第2皇子も………ってことぉぉぉぉ~………うっそぉぉぉ~ん。
もしかしなくても、身代わり地蔵になりそうな者って、後は実弟のラインハルトくらいしか居ないってことぉ?
今のお言葉を考えると、冗談抜きで既にレギオンお父様が、皇帝ってことですかぁ?
って、皇帝になったお父様がこんな場所(=魔の森近くの辺境のゼフィロス村)に居て大丈夫なのぉ?
ああぁ……もう、訳がわからないわ。
目を白黒させる私にお父様は、にっこり笑って答えてくれる。
ちょっと黒いオーラを纏わせながら………。
「シルビアーナ、お前も習っただろう。我がハイオシス帝国は、国是を。初代様達が定めた国是には、ハイオシス帝国を正しく維持するために、2代続けては他国者の腹から生まれた皇子を帝位につけてはならないと定めていることを。ハイオシス帝家の血筋が、他国の血統で薄まらないようにと言う意味だと」
えっ? それって、あのお花畑のコトでしょうか?
でも、あの馬鹿は生まれた時から皇太子だったわ………あれ?
それって、どういうコトなの?
ここは、聞いてみるしか無いわね。
「お父様、それでは、最初っからお花畑のお馬鹿さんには、皇位継承権が無いコトになりますわよ?」
小首を傾げ傾げ、そう問いかける私に、お父様が深い深い悔恨を滲ませて、答えを口にする。
「だから、アレクサンデル伯父上はそのために、孫のルドルフと、お前と婚約させたんだ」
えっとぉ~……どういうこと?
私と婚約したから、あのお花畑のお馬鹿さんが皇太子になれたって聞こえたのですが………。
「えっ?」
お父様は私を見下ろして、ふかぁ~い溜め息をひとつ吐いて爆弾を落とす。
「お前に、皇位継承権があったからな」
ふふふふ………どうやら、聞き違いでも思い違いでもなく、シルビアーナと正式な婚約をしていたから、あのお花畑のお馬鹿さんを皇太子として発表していたと言うことらしいですね。
「それって、私と婚姻しなきゃ…あのお花畑のお馬鹿さんは、資格がないために皇太子と言う地位を維持できなかったと言うコトですよね」
私の確認に、お父様は重々しく頷く。
「そうだよ」
そんなお父様に、私は言葉を重ねて確認する。
「えぇ~……ご自身のことだと言うのに、あの脳内お花畑なルドルフ皇太子は、その皇太子の地位を維持するためには、絶対に知っておかなければならない情報を、なぁ~んにも知らなかったと言うことですよね? あんな簡単に婚約破棄を口にしたのは、その国是すらも認識していなかったと言うことですよね。いや、嘘でしょぉ~………それって、誰もあの脳内お花畑なお馬鹿さんに、国是を教えなかったと言うことですよね。どうして? 皇太子と言う地位を維持するうえで、とても重要なことなのに? えっ? 本当に、誰も教えなかったってコト? ブランデル皇帝も? アデリーヌ皇后も?」
皇帝たる父君も、その妻であり皇后となった母君も、彼に教えなかったってことよね?
でも、なんでそんな重要なコトを教えなかったの?
普通、物心ついた頃から言い聞かせするモンでしょう、そんな重要なコト。
いや、シルビアーナとしては、超が付くほどラッキーですけどね。
そのお陰で、あの何処までも脳内が春爛漫で、自分勝手な俺様ルドルフと生涯を共にしなくてすんだのですからね。
その信じられないような事実に、私はきょときょとする。
そんな私に、お父様がとぉ~ってもイイ笑顔で頷く。
「くっくくく………そうなるなぁ~………」




