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悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


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161/194

161★冒険者登録って、きついかと思ったら意外と緩いようです


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


やっぱり寝落ちして、起きられませんでした(涙)

でも、なんとかお昼にはまにあったかな?

毎日更新を目指して頑張っります。


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 まぁ…それでも、(いま)の私は、親から逃げている最中だし、まだ、人間の仲間はいないから、あまり意味は無いと思ってしまう。

 黙ってしまった私におじさんは、苦笑しながら話しかけてくる。


「お嬢ちゃん、貴族の家出娘かい?」


「うっ………」


 図星(ずぼし)を指されて、私はワタワタして黙ってしまう。

 そんな私に、おじさんは笑って言う。


「クスクス………実際の話し、家出して冒険者をするのは、上位貴族出身者が多いんだよ。だから、そんなにビクビクしなくても良いんだよ。あのカイドール侯爵様も、若い頃は、ウチの御領主様達とパーティーを組んで冒険者をやっていらしたからねぇ~………」

 

 えっ……そんなコトを、お父様はしていたんですか?

 知りませんでしたわ………親友なのは知ってましたけど………。

 ここは、何も知らないを前面に出して、色々(いろいろ)と教えてもらいましょう。


 ああそうだわ、平民にこだわるから不自然になるのよね。

 だったら、適当な下級貴族あたりを名乗れば良いのわね。

 ………ん~とぉ~………どの家が良いかしら?


 そうだわ………私の家族は………。

 乳母エバータの娘で、私の(ほんのちょっとの(あいだ)、名目だけ)侍女だったマルガリータ・ローレルレの子爵家にしましょうかねぇ。

 とは言っても、私は名前くらいしかローレル子爵家のこと知らないのよねぇ~………。


 幼少期にちょっと関りがあっただけで、私が王宮に(さら)われた、その後はどうなったかも知らないし………。

 ただ、私が(さら)われる原因って、たぶんだけど乳母のエバータ・ローレルが(かか)わっていると思うのよねぇ………。


 だって、当時の私の世話を(まか)せられていたのは彼女なのだから………。

 まぁ~ねぇ~………ブランデル皇帝の命令に逆らえなかったとか言うんでしょうけど。

 私をカイドール侯爵家の屋敷から奪われて、おぞましい呪具(じゅぐ)を着けられた原因のひとりを、お父様が許したかどうかは知らないけどね。


 朧気(おぼろげ)ながらも、私をブランデル皇帝の手の者に引き渡したのは、残念だけど乳母エバータ・ローレルなのよねぇ………。

 依子(よりこ)の子爵家当主婦人が手引きしたんだから、それなりの処分はされたでしょうねぇ………。


 (たと)えどんな理由があろうとも、主家(=カイドール侯爵家)を裏切ったことになんら変わりないことだしね。

 だから、乳母だったエバータ・ローレルと、その娘のマルガリータ・ローレルはどうしているのでしょうかねぇ?


 学園に居なかったのよねぇ………マルガリータ・ローレル。

 たしか、年齢的には私とさほど変わらなかったはずだから、本来なら学園で侍女として(つか)えているはずだったのにねぇ………。


 う~ん、そんなコトもきちんと認識できていなかったのねぇ~………今更(いまさら)だけど。


 ただ、再従兄弟(はとこ)のセドリック・レイドールは、ちゃんと学園で近衛騎士として私の護衛をしていたのよねぇ………。

 ただ、あのお花畑のお馬鹿さんが皇太子だったから、私を(まも)ることにだいぶ苦心していたのは、あの状態の私でも理解(わか)っていたわ。


 今回(こんかい)の卒業パーティーの会場で、ダンジョン送りされたシルビアーナ()の側に控えていられなかったのって、あのお馬鹿さん皇太子………いや、もう元皇太子のようですけど………のセイなのは確実よねぇ………。

 下手したら、あの元皇太子のルドルフに、地下牢とかに放り込まれているかもしれない………けど、流石(さすが)此処(ここ)(=ゼフィロス村)からじゃ、王宮側の状況なんて分からないのよねぇ。


 いえ、ガッちゃんの能力をもってすれば、()ようと思えば()れるかもしれない。

 だけど、そんなことでガッちゃんの能力を消費なんてしたくないから………まっ…ガンバレッ…って、(こころ)の中だけで応援しとくわ。


 本音としてはシルビアーナ()(まも)れなかったって、お父様に処分(しょぶん)されていないと良いなぁ~………とは、思うけどね。

 (いま)の私には、コウちゃんやガッちゃんの方が大事なのよ。


 まぁ………セドリック・レイドールのことは、(いま)の私にはどうにもならないコトだから、ちょっと記憶の片隅にポイッとしておきましょう。


 そう言えば、カイドール侯爵家の分家出身のセバスチャン・レイランも、私の同級生として(そば)に居てくれたわねぇ………。

 侍女が居ない代わりに、セバスチャン・レイランが色々(いろいろ)と世話をしてくれたのよねぇ


 たしか(かれ)って、レイラン伯爵家の3男だってなにかで聞いたことあるわ。

 見た目が(すず)やかだから、意外と女生徒達に人気があったわねぇ………。

 そのお陰で、私への陰口どころか、堂々(どうどう)と悪口を(たた)くほどだったわ。


 あら、こうして考えると、私ってばボッチじゃなかったのね。

 再従兄弟(はとこ)や分家の者が………何時も(だま)って(=皇太子に理由を付けて排除(はいじょ)されないように、極力寡黙(きょくりょくかもく)で)(そば)に居てくれたものねぇ………。


 まぁ……(いま)(いま)まで綺麗に、そのコトを忘れてたけどね。

 あのおぞましい3点セットの呪具(じゅぐ)付与(ふよ)された呪力が強すぎて、何時でも意識がどこか(かす)んだりポヤポヤしていたからしょうがないかな?


 まぁ…再従兄弟(はとこ)や分家の者が存在していようと、私がそうと認識していなかったら、それは意味が無いわよねぇ………残念だけど。






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