147★だいぶ気が緩んでいたようです
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
シルビアーナが焦って通信をブッツリと切った後のパーティー会場で、|皇帝ブランデル《脳内お花畑のルドルフの父親》が盛大にやらかし自滅(=廃皇帝)したために、レギオン・カイドールがはからずも皇帝位に着くことを余儀なくされてしまっていた。
その上で、通信越しに見たシルビアーナの正常に戻った美しい容貌に一目惚れした求婚者達が溢れてしまい、その選別(=規定値以上の能力がある者のみと篩にかける)に苦悩し、夫候補者の対処(=シルビアーナの今後の自由を護るために、誓約と制約を課す手続き)に四苦八苦していことなど、露知らず私は呑気に歩いていた。
流石に、シルビアーナの夫候補と言う地位を争そって、レイパレ(R18)の攻略者であるヤンデレ集団が、レギオンに詰め寄って居るなど想像すらしていなかったことは言うまでもない。
後に、その時の様子をアルディーンお兄様やお父様から聞かされてゲンナリしたのは後日のお話しである。
パーティー会場でそんな熾烈な?やり取りが行われているなど知らない私は、ルンルン気分で歩いていた。
そう、フェネックとロップイヤーを絶妙に併せたような、とても愛らしい姿の紅輝獣のガッちゃんが私を先導して、ホテホテと前を歩いてくれる後になぁ~んにも考えずに付いて行く。
私は人知れず寂れ行くことになってしまったソルス・ロス・エンダ村を振り返ることなくとっとと離れたことは言うまでもない。
流石に、不運持ちだと嫌われているのに、何時までも近くに居たら何をされるかわかったものではないからだ。
今世のレイパレ(R18)の世界と酷似しているこの世界は、前世の日本のように水や空気という大気と安全が保障された穏やかな世界ではないのだから………。
一端、異端だと判断したら、全力で排斥にかかって来ることもあるのだ。
まぁ………そう言う意味では、ソルス・ロス・エンダ村は比較的に温和な村人が多かったけどね。
物々交換もちゃんとしてくれたしね。
レイパレ(R18)のなんちゃって乙女ゲームの世界では、村や街がまるごと盗賊の本拠地だったり、住民が全て変な宗教団体の団員と化したところなんかもあったしね。
そう言えば、魔族とか妖魔、果てにはとんでもない魔獣を崇めている村とか町なんかもあったわねぇ………。
充分に気を付けないと、攫われて生け贄なんてことも有り得るのよねぇ。
実際、シルビアーナはハイオシス帝国の皇帝ブランデルの手の者に攫われて、あの脳内お花畑のお馬鹿さんのための生け贄にされていたんだから、1度あったことは2度もあるかも知れないって考えておかないとね。
もっとも、今の私は3度の前世の知識や技術なんかも使えるし、コウちゃんやガッちゃんが居るから、大概のことはなんとかなると思うのよねぇ………まっ…油断は禁物だけどね。
そんなことを考えつつ、私は既に次の村ないし街を目指して、ホテホテと足を進めていた。
当然のことだが、歩きながらも今後の行動方針のことを考えていたりする。
まずは、一角天馬の子を蘇生させて、できれば完全復活させてあげたいわね。
あの姿だもの、まず間違いなく治癒系統の魔法を持っていると思うしね。
いや、前世でのレイパレ(R18)を楽しんでいた時の記憶もだいぶ戻って来たから、自分で治癒能力とかも使えけど、保険は必要だものね。
他にも右の腕輪の中で仮死状態で、蘇生され覚醒る時を待つ子達がいるしね。
そのためにも、私は何処かで落ち着いてソレス・エル・ピーシェと買い込んだその他の食糧をちゃんと食べて、内包している魔力を限界までめぇーいっぱい引き上げないといけないのよねぇ。
それでも、一度に全員を蘇生させて、覚醒させるのは到底無理だって、前世の知識で知っているしね。
完全に魔力枯渇状態で仮死状態になっているから、蘇生と同時に魔力も大量に譲渡しないといけないんだもの。
それも、覚醒させたら最後、一度ちゃんとフル満タンになるまで、たぁ~っぷりと一気に注ぐ必要があるのよねぇ………。
前世でのレイパレ(R18)の幾つかイベントでも似たような設定で、幻獣を手に入れたことがあったから、たぶんそれと一緒だと思うしね。
ほんとぉ~に、あのイベントは大変だったわぁ~………いや、マジでね。
ちゃんと、一度魔力をフル満タンにしてあげないと、契約した幻獣が途中で衰弱して消滅したり、所属世界(=幻獣界など)へと強制送還されちゃうのよねぇ………はぁ~………それも、今は懐かしい思い出よねぇ。
レイパレ(R18)時代には、まだその情報が出回っていなかったから、私もソコを失敗しちゃったのよねぇ………。
蘇生した幻獣の魔力をフル満タンにしなかったお陰で、せっかく苦労して蘇生させたというのに、幻獣世界へと強制送還されちゃって、色々な段階を経て契約した幻獣の子をお迎えに行ったことあったもの。
今世のこの世界も同じ法則が適用されている可能性が捨てられないから、魔力枯渇の仮死状態から蘇生させてあげられるのって、残念ながら1度にひとりが限界なのよねぇ。
となると、一角天馬の子を蘇生する時は、私自身がかなり無防備になるはずだから、まずは安全な場所を確保しないとダメよねぇ。




