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悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


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140/144

140★契約の女神ソルトレーナに誓約をさせよう・国内組 〔sideレギオン〕


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


すみません、セットしたつもりで出来ていなかったようです。

とりあえず、1日に1回更新ということで、ギリせーふかなぁ(汗)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




 くすくす……ここまで、夫となった者にメリットの無い制約(せいやく)誓約(せいやく)をかければ、流石(さすが)に誰も受けないだろう。

 だが、これでは、制約(せいやく)誓約(せいやく)で行動を(しば)れないから、甘言(あまごと)(ささや)いてやるか………。


 ふむ、あとは………。


 13.皇太子ラインハルトの嫡子とシルビアーナが産むだろう姫は、本人達が(いと)わなければ婚姻させる。


 14.アルディーンとの婚約破棄した()わりに、シルビアーナの()んだ姫をアルディーン、または、その息子に()がせる。

 

 15.夫の故国(ここく)の人間が子供を連れて会いに来るのを許可する。

   ただし、許婚などにして、子供同士を(しば)ることは(きん)じる。


 と、言うところかな?

 将来は、この国の皇后になる娘を輩出(はいしゅつ)し、(いず)れは皇帝を輩出(はいしゅつ)できるとなれば、多少の制約(せいやく)誓約(せいやく)があろうと、溜飲(りゅういん)()がるだろう。


 少々(しょうしょう)始祖達(しそたち)(さだ)めた不文律を(ゆが)めるコトになるが、ラインハルトが 何をするかわからない部分があるからこうするのも仕方(しかた)が無い。

 それに、当人同士が気に入るかが問題だからな。


 ついでに、故国(ここく)の貴族または王族に婿入(むこい)嫁入(よめい)りに(たい)する制限は(のぞ)いた。

 シルビアーナの美貌と魔力量を()ぐ子供を、夫となった者の故国(ここく)(あた)えたいと思うなら、それを拒否はしない。


 もっとも、シルビアーナに()(あい)らしい姫を手放せるとは思えないからなぁ~………。

 また、男の子とは言え手放せるか?といえば、それも無理だろうなぁ~………。


 シルビアーナが特に(いや)がると思うし、制約(せいやく)誓約(せいやく)をしてまで婚姻を結んだような夫が、無理に()(とお)す気にはなれないと思うしな。


 さてと、他国者はこれで良いとして、国内組のアルディーン達はどんな内容にしようかな?


 シルビアーナは、未来の皇太子妃としての教育の他に、ぜぇ~んぜん真面目に皇太子としての帝王教育を受けない、あの大馬鹿者(おおばかもの)のルドルフの身代わりとして、帝王教育も受けていたと伯母上(おばうえ)から聞いている。


 残念だが、シルビアーナと違ってラインハルトは誘拐される危険を考慮(こうりょ)して、人前(ひとまえ)に出ない生活をさせていたので、そういう意味での教育もできていない。


 現時点では、どちらが皇太子に相応(ふさわ)しいかと言えば、苦労して生きてきたシルビアーナのほうが、断然相応(だんぜんふさわ)しい。

 楽にさせてやりたいと思う親心とは裏腹に、はからずも着いてしまった帝王の()の立場にいる私からすれば、帝王教育も終了しているシルビアーナが次代(じだい)(のぞ)ましい。


 こればっかりは、帝国を統治する者として、|私情を|挟むわけにはいかない。

 もっとも、シルビアーナがどうしても女帝になりたくないというならば、ラインハルトを皇太子にするだけだが………。

 さてはて、どうなることやら……(いま)状況(じょうきょう)では皆目見当(かいもくけんとう)がつかない。


 ラインハルトは帝王教育を受けてい無い分、皇太子の()に着けるには、少々時間はかかるだろう。

 だが、ラインハルトも私とディアの子だけあって優秀だ。

 頭脳明晰(ずのうめいせき)で魔力量も十分に時期皇帝に立つ者としての力量はあるから、心配はしていない。


 とはいえ、シルビアーナの夫となる者には、女帝の夫、王配(おうはい)となる覚悟をしてもらう必要があるのはたしかだ。


 そうでない場合は、女侯爵の夫という役割を()たしてもらいたい。

 もっとも、アルディーンに(とつ)いで、生まれた子供にカイドール侯爵家を()がせるのでも(かま)わない。


 さて、いくつも考えたが、どの程度の(しば)りをいれようか?

 セレナーデ伯母上(おばうえ)先見(さきみ)によると、アルディーンもヤンデレという重篤(じゅうとく)(やまい)(おちい)るようだったしなぁ~………。

 でも、王配として、女帝代理としてきっちりと為政者(いせいしゃ)としての仕事をしていたようだから………。

 さて、どういう(しば)りが良いか?

 悩んでしまうなぁ………。

 まぁ………アルディーンは(すで)制約(せいやく)誓約(せいやく)(ちか)っているから、ほぼシルビアーナの自由をちゃ~んと約束しているようなものだから、大丈夫だろう。


 となると、残りの国内組で心配なのは、フェルディナンド、ジリアーノ、イルバイン、バルザック、レオンハルト、ラインハルトの6人が、シルビアーナの夫として先見(さきみ)出現(あら)われていたらしいが………。

 何としても、婚姻させたくないのは、ラインハルトだな。


 これは、親として近親相姦は、ちょっと、いや、かなり()けたい。

 異母姉弟(いぼしてい)という腹違(はらちが)いだったら、まぁ……(かま)わなかったのだがなぁ………。

 流石(さすが)に、同母同夫(どうぼどうふ)の完全な姉弟は不味(まず)いだろう。

 ここは、この国に前例(ぜんれい)の無い純粋な姉弟の婚姻だから許可しないという選択肢(せんたくし)しかないな。


 それに、ラインハルトが、シルビアーナに恋をするとは思えないしな。

 これは、保留(ほりゅう)にしておこう。

 次に、元第2皇子だったレオンハルトとシルビアーナの婚姻は、シルビアーナが女帝になるか、皇后になるかの選択肢(せんたくし)がある。

 ある意味で、重責から逃げる道がある。


 ラインハルトと違ってレオンハルトは、シルビアーナに恋をしている。

 あの色彩の無い、勿論(もちろん)残念過(ざんねんす)ぎるほどに覇気(はき)も無い、太っていたために顔立ちもはっきりしていないシルビアーナに、ペットに似ていたという思い込みだけで恋をしていたらしいが………。


 今回の行動から考えても、シルビアーナに恋をしているのは確実だろう。

 多少とろくさいところはあったが、シルビアーナを心配してパーティー会場にまで来たところは褒めてやろう。


 だが、これと言って特徴も無い、兄であるルドルフを()()えて、自分が次の皇帝になってやろうというような向上心(こうじょうしん)覇気(はき)も無いレオンハルトでは、海千山千(うみせんやません)の他国の皇太子達と()り合う能力は無いだろうからなぁ………。





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