表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する  作者: ブラックベリィ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
127/143

127★どうもやらかしたみたいです


作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースです。

生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。




「それじゃ……貴女(あなた)のことは、今日(きょう)からスイレン(【=翠煉(すいれん)】)って呼ぶわね」


 その瞬間、私とスイレンの(あいだ)で何かが(つな)がる感覚を感じて、私は小首(こくび)(かし)げて目をパチパチする。


 なんか………えぇ~とぉ~……()えるモノが、ちょっと違うんですけど………。


 えっとぉ~………コレって何?


 あのおぞましい呪具(じゅぐ)から解放されて、(さら)にコウちゃんという、たぶん………神子から誕生したので………神獣(しんじゅう)?を手に入れたことで、魔力とかの(なが)れを感じて()るコトができるようになったことには気が付いていたけど………。


 そう言えば、ガッちゃんが私を(あるじ)さまって呼ぶようになった(あた)りから、かなり魔力の(なが)れとかを()れるようになったけど………。


 (いま)は、もっと鮮明(せんめい)にその(なが)れが()えるようになっわ。


 特にソルス・エル・ピーシェの樹から(あふ)れる生命力?

 それが、まるで波動(はどう)みたいに空間に広がるのは………ああ綺麗ねぇ~………じゃないっ。


 コレって、もしかしてスイレンのお陰かしら?

 とりあえず、思念(しねん)でスイレンに名前の意味を送ってみましょうか?


 勿論(もちろん)色鮮(いろあざ)やかな睡蓮(すいれん)が湖水から顔を出して満開(まんかい)()(ほこ)幻想的(げんそうてき)なイメージと、私が感じて名前とした漢字の【翠煉(すいれん)】を付け加えて送ってあげましょう。


 それに、名前の意味は重複(じゅうふく)させるほど、()られずらいって話しを聞いたことあるしね。

 精霊さん達は、あさましい人族(ひとぞく)亜人族(あじんぞく)に狙われやすいんだもの、このソルス・ロス・エンダ村のソルス・エル・ピーシェの大樹から離れて、私に()いて来るって言うんなら、できる限りの防御(ぼうぎょ)はしてあげないとね。


 親樹たるソルス・エル・ピーシェの大樹から離れるための()(しろ)のペンダントを持っているのは私なんだから、ちゃんと護ってあげないとね。


 そんなコトを考えながら、私はスイレンに名前の意味を思念(しねん)で送ってみた。

 (ぞく)に言うパスというモノが(つな)がった感覚があっただけに、どうやらスイレンには何事(なにごと)もなく、私の思念(しねん)をちゃんと受け取ったようだった。


 その証拠に、次の瞬間、スイレンは(あわ)(かがや)いて、その綺麗な若葉色の髪は、緋色のグラデーションに変化していた。


 頭頂部は色鮮やかな深紅で、髪先に向かっていくほど(いろ)が薄くなり、その先端(せんたん)は本来の綺麗な若葉色という姿になっていた。

 そして、少し成長していた。


 やや幼女ぽい容姿から少女に、大きさも他のソルス・エル・ピーシェの樹の精霊ドリュアスさん達よりもひと回り以上、大きく成長していた。

 その姿を見た瞬間、私は自分が盛大(せいだい)にやらかしたことを(さと)った。

 が、(すで)にもう後の祭りだった。


 【名付(なづ)け】によってスイレンは、どうやら再誕(さいたん)したようだ。

 何故(なぜ)そう私が思うのかと言えば、スイレンの容姿が劇的に変化していたからだ。


 うわぁ~………ちょっと瞳の(ほのお)と真紅の蓮のイメージが相まって、強く反映(はんえい)されちゃったかしら?


「だ…大丈夫? スイレン? 苦しいとかある? ちょっと、イメージきつかったかな? 綺麗な蓮の花の群生(ぐんせい)を見せたかったから、イメージ投射(とうしゃ)したんだけど………」


 それに、瞳の色なんて(ほのお)色変(いろが)わりしながら()らめいているのを見て、【翠煉(すいれん)】という前世で使っていた漢字まで投射(とうしゃ)しちゃったから、この姿になったのよねぇ………。


 私の問いかけに、スイレンは(はな)やかに笑って答えてくれる。


『ますたぁー…スイレンは、とても嬉しいです。こんなに美しく成長できるなんて………』


 【名付(なづ)け】によって、生まれ変わったスイレンは、ニコニコして言う。


『ますたぁー…ご命令を………』


 再誕(さいたん)したことでより力強く成長したことで、嬉々としているスイレンに、私は自分のやらかしたことを反省しつつも、当初の目的を遂行するために、スイレンにお願いする。


「それじゃ、ソルス・エル・ピーシェの()れたモノを、ぜぇ~んぶ採取(さいしゅ)してもらえるかしら? 勿論(もちろん)、ソルス・エル・ピーシェの樹の精霊ドリュアスさん達にも、歌を歌うわ。それで良いかしら?」


 私の言葉に、スイレンは嬉しそうに(うなず)く。


『はい、ますたぁー………みんなぁ~…ますたぁーに歌を歌ってもらえるってぇ~………』


 そうスイレンが他のソルス・エル・ピーシェの樹の精霊ドリュアスさん達に言うと、男の子に見える子が一歩前に出て答える。


『それじゃぁ…みんな、お願いされた、ソルス・エル・ピーシェを集めよう』


 その言葉と同時にソルス・エル・ピーシェの樹の精霊ドリュアスさん達がワラワラと動き出す。

 私は、その作業の姿を見ながら、とりあえずソルス・エル・ピーシェの樹の精霊ドリュアスさん達のために歌を歌う。


 勿論(もちろん)、風の精霊さん達に歌った歌とは別の歌を歌った。

 ちょうど、長めの歌を3曲ほど歌い終わった(ころ)、ソルス・エル・ピーシェの樹の精霊ドリュアスさん達の集めたソルス・エル・ピーシェの実が山のようになっていた。


 私は、目の前のソルス・エル・ピーシェの山の半分を、とりあえず左の腕輪のインベントリを(かざ)してん入れた。

 そして、残ったソルス・エル・ピーシェの半分から二十個ほど取り分けて、ウエストポーチのインベントリへと収納してみた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ