123★ソルス・エル・ピーシェの樹が減ったらどうなるの?
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
私事ですが、転職しました。
ストックが切れたのと、新しい仕事に四苦八苦しているので、更新回数が激減します、ごめんなさい。
なるべく毎日の更新を心掛けたいとは思いますが、疲労により体力が持たないため、温かい心で気長に更新を待っていただけたら幸いです。
私自身が、今の新しい人生で、やっと呪縛から解放されて、自由になったからこそ。
あの水晶の中にいた、コウちゃんの兄弟姉妹の全員を外に出してあげたいと思ったのよねぇ………。
そう、王宮で、未来の皇太子妃という名の義務と責任と呪具によって、小さな空間に閉じ込められていた私と、同じような存在だから………。
今後の冒険者として活動したいと思っている私にとって、回復魔法の使い手である一角天馬は、絶対に蘇生させたい存在。
体力と魔力の回復に、とぉ~っても有効なソルス・エル・ピーシェを、ガンガン食べて魔力を一角天馬に注ぎたいって思っているのよねぇ………。
あの時は、既に大半の魔力を使ったあとだから………。
たとえ仮死状態から蘇生自体はできても、自由に身動きできるだけ回復してあげるのは無理だって理解っていたから………。
じゃなくて、今はソルス・エル・ピーシェよ。
ソルス・エル・ピーシェの大樹から落ちて消えるだけなら、熟している実を、私がぜぇ~んぶ採って食べても構わないよね。
村人の話しだと、ソルス・エル・ピーシェを採取しに来る冒険者なんてほぼ来ないって話しだしね。
実際のはなし、何がどうなっているの?って言うくらいには、ソルス・ロス・エンダ村の中はものの見事に閑散としていたしね。
採取しにくる者が居ないなら、良いよね。
なんか、ものすごぉ~くもったいないって思っちゃうんだもん。
だから、私は食べられるソルス・エル・ピーシェの実を、ぜぇ~んぶ根こそぎ採取しようと思う。
ある意味、神の恩寵の実だから、それ以上の採取保有は不当ってなれば、この手の中からソルス・エル・ピーシェは消えるって判明っているし………。
ソルス・エル・ピーシェは、たとえインベントリに入れても、許されている数を超えれば、自然と消えてしまうモノだから………。
もし保有が許されているなら、採取した実は残るでしょう。
そして、何故かわらないけど、私は私が採取してインベントリに入れる実が消えないって思えるのよ。
それこそ理由はわからないけれど、採取した分だけインベントリちゃんとストックされると確信している。
我ながら、なんでだかそう思うのよ。
いや、じゃなくてもっと重大な懸念があったことを忘れてはいけないわ。
ソルス・エル・ピーシェの樹がじわじわと消えて行っているという由々しき問題があるりよね。
このソルス・ロス・エンダ村の住人のおじさんが言っていたことだから、たぶん間違いなく減っているんだと思うけど………。
何故ソルス・エル・ピーシェの樹が減ってしまうのかしら?
その原因は何が起因しているのだろう?
あのおじさんの勘違いだったら、なんの問題もないけど………。
もしも、本当にソルス・エル・ピーシェの樹が消えていっているならば、大変なことになるわ。
だって、ソルス・エル・ピーシェの樹が消えるごとに、ソルス・ロス・エンダ村の結界が弱ったり、崩壊れかけているなんてコトになってしまうんじゃないかしら?
それに、前世の私が見た画面の中のソルス・ロス・エンダ村のスチルでは、ソルス・エル・ピーシェの樹が大小様々で、もっといっぱいあった気がするのよねぇ………。
なにより、強い違和感を感じるのは若木がぜんっぜん見当たらないことよ。
ソルス・エル・ピーシェの大樹はあるのよ、それも鈴なりに実を生らせているね。
今はまだ大丈夫かもしれないけど、目に見えてソルス・エル・ピーシェの樹が減ったらどうなっちゃうのかしら?
あうぅぅぅ~…とぉ~っても、それが気になります。
ここは、私より認識力が広いコウちゃんに聞いてみよう。
「ねぇ…コウちゃん、ソルス・エル・ピーシェの樹が減っているのってどうしてなの? もし、それが本当なら、消えた樹は枯れたってことなの? それと、このソルス・ロス・エンダ村の結界って、ソルス・エル・ピーシェの樹と連動して、弱ったり崩壊れたりしているのかしら?」
私の心配と不安を察したコウちゃんが、クスッと笑って答えてくれる。
『ママ、ソルス・エル・ピーシェの樹と実は、魔物に人間の気配をわからなくさせる認識阻害の魔法を発生しているんだよ。でも、今みたいにあのソルス・ロス・エンダ村に存在する人間の数が減ると、認識阻害の魔力が多くなり過ぎて、村の人間にも影響が出てしまうんだ。そんな余分な魔力は必要ないでしょう? だから、あのソルス・ロス・エンダ村の周りから、ソルス・エル・ピーシェの樹は、太陽神ソレストの庭に戻っているんだよ。枯れたり弱ったりなんてコトになっていないから、大丈夫だよ』
その説明を聞いて、私はホッとする。
なんだ、そう言うことなのね。
って、それって、これ以上ソルス・ロス・エンダ村の村人が減ると、下手すると外部から忘れられた村になっちゃうってことじゃないの。
2週に1回ぐらい来ている冒険者ギルドから派遣された職員が、このソルス・ロス・エンダ村は終わったとか認識しちゃう可能性があるから、安全をとって神の庭に戻るって認識で言いのかな?
「それじゃー…もしも、魔物が大量発生して、あのソルス・ロス・エンダ村に向かったらどうなるの?」
私の問いかけに、コウちゃんはこともなげに言う。
『ソルス・ロス・エンダ村にいる人間の数が少ないから、あの本数の結界で十分なんだよ』




