116★ソルス・ロス・エンダ村、村人に遭遇
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
ソルス・ロス・エンダ村を守護るように植えられている、ソルス・エル・ピーシェの木々の結界を通って入ったソコは………見る影もなかった。
というか、門番すらいないんですけど?
一応、出入口の左右に門衛がたっていたはずなんですけどねぇ………。
その門衛が居ないって、どういうことでしょうか?
そんなことを思いながら、ソルス・ロス・エンダ村を進むと閑散とした風景が広がっていました。
本来(=【黄昏の解放】や難攻不落の深淵の絶望ダンジョンのゲーム内)なら、冒険者で溢れていた大通りが、今は埃と枯葉が舞っているだけだった。
私の記憶とは全然違う、寂びれきった光景。
本当に、難攻不落の深淵の絶望のダンジョン【狂いし神子の討伐】の攻略や【永遠の牢獄ダンジョン】の攻略を、冒険者がしなくなって久しいってことを、実感として理解する。
それでも、私は、懐かしさから、大通りを冒険者ギルドに向かって歩く。
そう、無意識に、安全を守られた平和で危険の無い日本の自宅で、まったりとレイパレ(R18)のイベント【黄昏の解放】のゲーム楽しんでいた前世を懐かしんで………。
【黄昏の解放】って、ミニイベントとは言えないぐらい攻略が激ムズだったのよねぇ………。
私が亡くなった後に、誰か攻略した人いるのかしら?
同時期に3回転生しているけど、攻略できたっていうの掲示板とかで見てないのよねぇ………。
って、そう言えば、コウちゃんに初攻略おめでとうって言われたったけ。
もしかして、本気で私が初攻略者ってことなの?
じゃなくって………現実逃避しても、ソルス・ロス・エンダ村が寂びれていることにかわりないわね。
画面越しに見慣れた、その通りに有った色々なお店は、全部閉じられていた。
あのダンジョンに入る前に、必ず食べていた、とっても美味しいスイーツ(=SNS映えするとっても綺麗なチョコレートパフェ)を出すお気に入りの店は、辛うじて看板だけが残っていたの………。
うわぁ~………想像以上に、村の中は寂びれ切っているわね。
本気で残念だわぁ……実際に食べてみたかったのに………。
入ってみたいと思っていたお店が、軒並み潰れているなんて………切ないわ。
私のアバターが、とぉ~っても美味しそうに食べていたから、私も食べてみたかったのにぃ~………。
ふえぇぇ~ん………実食できなかったのは、がっくりね。
まあ良いわ、とりあえずギルドで冒険者登録して、他の街で食べれば良いのよ。
私は、楽しみにしていたソルス・ロス・エンダ村でのスイーツと食事を諦めるしか無かった。
そりゃーねぇ~…色々とてんこ盛りのイベント【黄昏の解放】の中と、現実は多少違うだろうとは思っていたけどねぇ………。
まさか、ケームの中と違って、ここまで盛大に過疎化しているなんて思っても見なかったわ。
ダンジョンだってあるのに………はぁ~残念。
しょうがないわね………ここは、当初の目的通り、冒険者ギルドに行って、冒険者登録を済ませましょう。
かなりガックリとした気分のまま、私は記憶にある冒険者ギルドへと向かう道を歩き出す。
そして、このソルス・ロス・エンダ村が想像以上に、廃れている現実をまざまざとみることになった。
ふわぁ~………想像以上に酷いわ。
いったい、どうしてこんなことになったの?
そんなことを思いながら歩き続けると、草臥れて色あせた冒険者ギルドの看板を見つけた。
うわぁ~………こっちも、もの凄いわ。
いや、本当にどうしちゃったの?
ってか、そこの追求は後にして、とりあえず冒険者登録しないとね。
なんて考えながら、私は扉を押した。
が、しかし、冒険者ギルドの扉はまったく動かなかった。
えっ? もしかして、鍵とかかかっているの?
もしかして、大物討伐のために出払っているとか?
えっ? 本気で冒険者とギルド職員まで、出払っているの?
だから村に入る者達を誰何する門衛すらいなかったの?
開かない扉に、私は首を傾げる。
おかしいわね?
ガッちゃんに確認ために視てもらった時には、ギルドの職員が居たって言っていたのに?
もしかして、本気でヤバイ魔物が出でたのかしら?
考えてみたら、たしかに高ランクの魔物がやたらと多かったものねぇ………。
それじゃ、ここに駐在するギルド職員まで総出で魔物の討伐に出ていっちゃったの?
扉に手を掛け、その前で首を傾げている私に、併設された隣りの宿屋から人が出で来て声を掛けてくれる。
「どうしたい? 冒険者ギルドに用かい?」
私は、おじさんの問いかけにホッとする。
あぁ良かった…村人が居た。
なんか、ここが、ゴーストタウンのように感じ始めていたから……。
もしかして、私がここまで来る間の短時間で、魔物に滅ぼされちゃったのかと思ったわ。
あの前世での桃もどきのソルス・エル・ピーシェの大樹とその実が健在だったから、どうしてこんな人がいないのか?って、心底疑問に思ったもの。
下手したら、話しだけに出てくる魔族とかが殲滅したのかと思ったわ。
だって、この村で、人気が無いって状況が始めてだもの………。




