102★鳥系の魔物が走ってきました
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
ちなみに、極稀に真那も内包している個体も存在するのよ。
真那持ちの魔物を討伐すると、聖属性の魔力がパワーアップしたり、新しい聖魔法を獲得したりするのよねぇ。
ただし、基本的に真那持ちの魔物は、ダンジョンの最奥付近でしか出現れないので、聖属性の魔力や魔法をパワーアップしたかったら、ダンジョンに潜るしかなかったりする。
じゃなくて、今は新しい獲物よ。
……うん? あっ……大きな……とり…かしら?
たぶんだけど、鳥系の魔物みたいね?
前世の世界で知っている最大の鳥類、ダチョウと良く似たヤツかな?
うふふふ……大きな鳥の気配がかなりの数あるわねぇ………。
ほほほほ…………コレは、討伐すれば、結構なお金になるわね。
くすくす………どれぐらいの固体数がいるのかなぁ?
なんて思っていると、コウちゃんが話しかけてきた。
『ママ、地駆鳥だよ。羽も皮も肉も高いよ。魔石はまあまあかな。属性魔法の付与はできないけどね』
ふ~ん…地駆鳥っていうんだ。
………っていうか……【黄昏の解放】に居たかしら、そんな魔物?
まぁ…でも、集団行動で鳥系の魔物だから………。
ああやっぱり、ダチョウみたいなモノね。
まして、羽も皮も肉も高いんなら、是非にでも討伐して回収ね。
ついでに、レベルアップよ。
っていうか、レベルアップがメインで、討伐回収の法がついでかな?
「そうなの? だったら、死薔薇の鞭のレベルアップになるわね。だって、絞め殺し以外は、皮や羽やお肉が、高く売れなくなっちゃうもの。でも、ガッちゃんは、全部食べても良いわよ。たくさんいるんだからね。魔石も食べて良いわよ。そんなに高く売れないから」
私の言葉に、ガッちゃんは嬉しそうにしている。
『主さまの倒したモノ以外は、全部食べます』
「うん、そうして……たまには、心置きなく食べてね」
なんてほのぼのした会話をしていると、大群の地駆鳥が私達に向かって走って来る。
まるで天敵に追われて、スタンピートしているという感じがする。
小首を傾げながら私は、コウちゃんに確認する。
「コウちゃん、この大群って、何かに追われているのかな?」
私の問いかけに周囲を探査していたらしいコウちゃんがあっさりと答えてくれる。
『うん、追われているよ』
私も、探査系の魔術レベルを上げるために、意識して周囲を探査をする。
すると、はっきりと感覚に引っかかる。
「うん、たしかに気配を辿ると結構大きな蛇か? ムカデか? 細長いタイプのトカゲ? または、細身のワニ? って感じの長モノ系の魔物の気配がするわね…」
呟くように言う私に、コウちゃんが正解を口にする。
『最初に言った蛇が正解だよ。ママ、もう少し自信を持って………』
嗚呼、大蛇であっていたんだ。
はぁ~……自信を持ってって言われてもねぇ。
自分の魔力を感知できるようになったのが、ほんのついさっきなのよぉ。
あのおぞましい呪具のセイで、自分の魔力すら認識できなかったことを考えると、知識って大事ねぇ~………。
前世で遊んだRPGゲームや、読んでいたラノベなんかで、魔法についてのアレコレや蘊蓄を知っているから、それなりに使いこなせているとは思うけど………。
流石に、第3の手のように、極自然に使いこなすにはだいぶかかりそうだけどね。
まだまだ、正確に把握するのって難しいのはたしかね。
こればっかりは経験値と言うか、使用した回数がモノを言うわね。
今まで全然使えなかったから………。
とにかく、頑張っバンバン使うしかないわね。
さて、これからおっきな蛇に遭遇することになるようだけど………。
いったい、とんな蛇なのかしら?
もう、レイパレ(R18)の【黄昏の解放】イベントの範囲からは外れたのかしら?
種類が判別れば、範囲内か範囲外か判別るもの。
「うん、そうするね。ところで、どの蛇なの?」
私の問いかけに、コウちゃんはあっさりと答えてくれる。
『レッドローズスネイクだよ』
あっ…なら、まだ難攻不落の深淵の絶望ダンジョンの【黄昏の解放】イベントの範囲内だぁ~………。
その蛇の魔物の固有名を聞いた瞬間、私は恐怖よりもトキメキを感じたのはいうまでもない。
何と言っても、RPG要素が強い【黄昏の解放】の中でも、レア討伐になる魔物なんだもの。
難攻不落の深淵の絶望ダンジョン内ではそこそこ出現れるはずなのに、帰路では全然遭遇しなかったのよねぇ………。
じゃなくて、前世で遊んだレイパレ(R18)イベント【黄昏の解放】で出現れる魔物の中では、わりと人気あったのよねぇ………。
倒すのはめっちゃくちゃ大変だけど、素材としてもお肉としても、魅力がある蛇系魔物っていう設定だったから………。
実際、値段の変動(時期によっては通常より高値になることがしばしばあった)はあったが、総じて高値だったもの。
だから、思わず本音が漏れてしまう。
「うっわぁ~…高級品だわぁ~………」
前世で、ガチャを廻しまくって、キャラデザして、必死で作ったアバターに着せたくて、占い師やら旅人やらの話し(=ダンジョン外で出現れる場所)を拾って、仲間と討伐に向かったわねぇ………。




