101★精霊さんは面白がり屋さんのようです
作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。
設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。
感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)
主人公は、かなりマイペースです。
生活環境が最悪だったため、この世界の常識はほとんどありません。
あら…それって…あったわぁ~……えぇ~と……たしか、妖精の剣だったかしら?
じゃなくて、奇跡の剣だったっけ?
いやぁぁ~ん…ソレと同じ…いえいえ、それ以上の効果があるのね、凄いわ。
「ふぅ~ん…ドラク○に出て来たアイテムと似ているけど、もっと効力があるアイテムなんだぁ~………なら…もっとガンガン使って……」
レアアイテムをゲットしたことに興奮して、戦闘民族気分になった私に、コウちゃんが冷たく水をさす。
『ママ、それをやると魔法のレベルが上がらなくなるからね』
あっ…それは不味いわ。
だって、このシルビアーナの身体って、あまり動かないお姫様をさせられていたから、とてもひ弱なのよねぇ。
天使シリーズで底上げしていたって、並みの冒険者がやっとよ。
魔法のレベル上げは必須だもの………。
「うっ………それは…イヤ…真面目に、魔法を使うわ。……というコトで、魔法を使えるようにナビよろしくね、コウちゃん」
『まかせて、ママ』
「ガッちゃん、倒した魔物の処理をお願いね」
『はい、主さま』
死薔薇の鞭の進化と、私のレベルアップを目指して歩き始める。
さほど歩かなくても、ダンジョンのある魔の森は、魔物と遭遇できる。
私という存在の匂いに釣られて、ゾクゾクと魔物が寄って来ているようだ。
何と言っても、私のサーチに魔物がポコポコと引っかかるのが、なによりの証拠だろう
「コウちゃん、ホーンウルフよりも、気配が強いね。それに数が滅茶苦茶に多いんだけど」
私の言葉に、コウちゃんがちょっと考える素振りをしてから答える。
『うん、キラーアントの上位種のアーミーアントだね。ウォーアントもいるね。土属性魔法のシェイク、クェイクと、無属性魔法のパワーを使ってくるよ。外皮が土魔法属性の防具になるよ。でも、こんなにはいらないから、アイスニードルを使ってイイと思うよ。肉は使えないし、魔石はそこそこかな? ガッちゃんに外皮と魔石の一部ををもらえば良いよ』
私は、コウちゃんのアドバイスに従い、素直に水属性魔法を使うことにした。
たしかに数が多すぎるから、外皮を傷つけないなんて気にしなくて良いからね。
そう、高を括っていたんですけどねぇ………。
その数分後、私はものすごぉ~く後悔していた。
簡単にアーミーアントやウォーアントを討伐できるなんて考えていた私は甘かった。
そう、アリですもんね。
出現われた数が半端なかったです。
まだまだ、私のサーチの精度は甘いみたいです。
獲物を求めて歩いているんじゃなくて、群れの移動に遭遇したようでした。
私は、その大量に蠢くアリの群れに、ブチッと何かの切れる音を聞きました。
「マイクロアイスランスゾーン」
無意識で辺り一面に、アイスニードルを撃ちました。
それに当たったキラーアントやウォーアントは、次々と凍って砕けていきます。
ザンザン(=魔法が当たった音)パキパキ(=凍った音)シャリーン(=アリが砕ける音)という音が響きます。
どうやら、精霊達が力を加えているようでした。
お陰で、フリージングキル並みの威力になっていたようです。
でも、そんなの知ったこっちゃねぇ~……で、ガンガン魔法を放つ私でした。
すっぱり、気持ち悪かったんです。
そして、凍って砕けるアリの粒に、天使シリーズは耐えてくれました。
が、景色が寒々しくなったのは確かです。
そう周りの木々や下生えも凍って、パキパキシャリーンと音を立てて砕けていきます。
これは不味いと思い私は、風属性魔法に切り替えました。
「マイクロウィンドカッター」
小さなカマイタチをイメージしたんですが………。
アリたちは、次々に、ザクザクと切り刻まれていきます。
どうやら、私の周りに集まった精霊達は、その行為自体を面白がっているようです。
それでも、周りに対する被害が減ったようなので、そのままにしました。
というか、精霊達が勝手にやっているので、私には止められないという状態なので………。
だって、集まった精霊達と、契約とかしているわけじゃないし………。
まだ、その姿をきちんと見てい無いから………。
ついでに言えば、契約は怖いので遠慮します。
私達は、魔の森の中を、ソルス・ロス・エンダ村にある冒険者ギルドに向かって歩いていた。
ついでに、私の体力と魔力アップのために、出会う魔物をひたすら討伐して、冒険者ギルドで買ってもらえるようにインベントリの中にポイポイと入れていた。
死薔薇の鞭がレベルアップしても、私の体力はいまいちだった。
やはり、ほぼ幽閉……というか監禁生活だったので、シルビアーナの基礎体力が全然足りません。
もう少し、魔物を討伐してレベルアップのスピードを上げたいですねぇ………。
そんなコトを思いながら、私は獲物を求めてサーチを確認する。
体内に魔素を大量に保有している魔物じゃないと、討伐してもレベルアップに繋がらないのよねぇ。
ラノベあるあるの、討伐した個体から放たれる魔素を浴びることによって、レベルアップするってヤツね。




