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黒狐への嫁入り  作者: 弥生いつか


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第10話 女木島高校※早乙女Side


 高校入学から数週間経ち、女木島高校ではある噂が学校内を賑わせていた。


 『今年の新入生で天下統一を目指す鬼人が居るぞ』…と。




「ふふ、ふふふはーははは!」


 俺はコテンパンにした女木島高校の不良達を、踏み締め高笑いをしていた。


 不良とは世間を賑わせる悪い奴。


 だからその不良共をブチのめして、俺は悪い鬼人じゃないと世間に知らしめる。


 そして県内…いや日本中から不良を狩り尽くした俺を、警察は凄い鬼人として俺を表彰する。


 そうなれば新城も女木島高校に通える様になるし、『今まで無視して悪かったわ、付き合って!』って告白してくる!


「我ながら完璧な計画プランだ!」

「おっお前っ少し強い1年坊だからって調子に乗ってんじゃねーぞ!」

「そうだ!1年トップの雉山さんが黙ってねぇぞ」

「そうか、1年トップって事はさては四天王の中でも最弱だな?つまり次のボスへの道案内だな!」


 俺はボコした中でも元気の良い、まだ歩ける不良の腕を掴んだ。


「いでででで!折れる!わかった!わかった案内するから離せ」

「ふはははは、RPG早乙女の伝説が今始まるぜ!」


 俺は不良に連れられ四天王の1人の下に向かった。待ってろよ新城…今に警察すら跪かせる偉い奴になってやるからな!

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