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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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228/229

228.Mission No.022 魔界探訪(12)

もちろん歴代の歴史研究家も同様の考えで、その場所を探していた・・・が見つかっていない。


それは何処であるかを調べる方法は1つ、俺も魔界創造をやってみれば良いのだ。


ま、俺のは『龍界創造』というらしいが、こういう物はだいたい共通の仕様だったりするものだ。


問題は、素材となる惑星系をどれにするか、と、何処に創造するかという事だ。


・・・・


もちろん今の俺に出来るはずがないし、師匠にも出来ないだろう。


宇宙に行けるかもしれないが、まだ試したことすらない。


そんな俺にも出来ることがある。


『龍界創造シミュレーター』なる物を作ることが出来る。


これは金銀鉄銅シリコン石英などの手持ちの材料から創造できる。


魔界の屋敷にシミュレータールームを造った。


初代皇帝もこの様なシミュレーターを使って創造したはずだ。この機能を使って、何百年後の状態をシミュレーションして最適の解を求めていったに違いない。


その想定未来が1万年後なのではないだろうか?


当時は1万年も安泰なら大丈夫だろうぐらいの思いで設定した年数なのではないだろうか?


『1万年問題』がやってくるという感じかもしれないな。1万年もたてば誰かがもっと最適な解を求めて更新してくれるだろうという甘い想定だ。


シミュレーターのパワーを入れる。


“初期設定中” の表示がしばらく続き、メインメニューが現れた。


『新規作成』『保存データを使用』『終了』


『新規作成』を選択する。


『星系の基本データ入力』の画面になる


魔界の星系のデータを入力してみる


『太陽』・・・1つ

『惑星』・・・9つ

  『大きさ、質量、成分入力』


魔界の星はよく知らないな、魔界は天文学は発達していないようだ・・この星系しか無いからか?

・・・太陽系を参考にしてみよう


といっても覚えていないので、人間界に戻って、資料を集めてきた。


さて、入力を終えると。シミュレーションモードになった。


『シミュレーション期間』に100年を入力する


『表示時間』は1分を入力、これで100年の動きが1分でみられるらしい。


実行、ぽんっ


あ、地球が消えた?


えっと、俺達の星系は・・・別途考えるとして・・・見なかったことにしよう


『処理コマンド選択』を押し、処理メニューを表示させる


そこから、『表示』ー『コントロールルームの場所を表示』を選択


モニターに映し出された惑星系にコントロールルームの位置が矢印で示される。


そこは・・・太陽の中心だった。


簡単には行けないな。


でも初代皇帝は行き来していたと思われる。


そこに繋がる転移門みたいなものがあるに違いない。


説明書を見ると転移門は惑星上の任意の場所に設定できるようだ。


ただ、転移門を抜けると灼熱の太陽だったって事もありえる。


色々と心配事はあるが、まずは、その転移門を見つけるのが先だな。


・・・


とりあえずミューゼンには、墓に繋がる転移門の存在を示唆してみた


「ミュー様、なるほどですね。いままで神殿みたいなものを探していたから見つからなかったんですね。

 転移門ですか・・・」


「宮殿は当時のままなんでしょうか?」


「はい・・・ですが部分的に改修されたり、移築された部分もあります。

 しかし、宮殿を調査しようとすると皇帝にも話をつけないといけませんね」


「頼める?」


「いえ、これはミュー様が進言したほうが通ると思います」


俺、交渉事苦手だからなぁ

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