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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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220/229

220.Mission No.022 魔界探訪(4)

結局その他色々な注文が付いて、10セットの武具を作らされる事になった。


ま、滞在させてもらっているので少しは貢献しないといけないからね。


流石に10セット作るには時間がかかり一週間後に再び献上に宮殿に赴いた。


今回は、皇帝だけではなく、他に10人の兵士が居た。


「ミュー殿、彼等の装備にしたい、調整してもらえるか」


「はい」


最初から言ってくれたら良かったのに・・・ああ、この10人を選ぶのに時間がかかったのか。


・・・


よしっ、納品終了だ


「帝国の力を増大した功績に対し、

 ミュー殿に男爵の爵位を与える」


「・・・「ミュー殿からこの装備を授かった栄誉をたたえます、我々は皇帝のために命を捧げます」・・・」


なんて大げさな、俺が授けたわけじゃないからね、俺が皇帝に献上して、皇帝が下賜したんだからね。


っていうか爵位もらうほどのこと?


「よかったなミュー、これで何時でも魔界に遊びに来られるな」


ベルゼブブは気軽に言っているけど・・・俺人間で自国も持っている・・そんな暇は無い


・・・ま、たまには来てもいいけど


男爵になると活動費が支給されるらしい


なんか街の隅っこに屋敷も貰えた。


屋敷の維持費は充分賄えるみたいだ。


使用人も数名いる・・・執事も・・どんな仕事すればいいの?


ちっさい領地も貰えたのでそこを運用しろという事か?


自給自足できたらいいかなって、・・いや俺はここに住まないし


分からない事だらけなので、執事に丸投げかな


悪徳執事だと困るけど、


そうだ、執事と契約して、何か俺が対応しないといけないときだけ呼んでもらおう。


契約しておけば通信できるからね。 悪さも出来ないし。


契約は簡単だ


「執事のイビル・・俺に従うか?」


「はい、もちろんでございます」


はい、契約成立である。俺の契約って簡単だな。


「俺が居ない間の管理を頼む、緊急の場合は念話で知らせてくれ」


「お任せ下さい」


よし、一旦人間界に戻ろう


・・・


『ミュー様、リリス様がおみえです、お帰り下さい』


いきなり呼び出された


通信できるのも考えものだな


・・・


「へぇー、こじんまりしているけど良いところね」


「リリス様、何の御用です?」


「あ、私、貴方の相談役に就任したの、ほら、こちらのことよくわからないでしょ」


「そうだな・・確かによくわからない・・助かるよ」


お目付け役だろうな


「それから、あと、お知らせが。

 前に会った10人の兵士居たでしょ、彼等が軍を率いて惑星トゥーバへ討伐遠征に行くことになったの」


「討伐って、帝位争いの政敵か?

 それで?」


「貴方にも同行してほしいって、皇帝から命令が」


爵位を貰ったから、命令ね・・・間違いじゃないけど・・・気が乗らないな


「俺戦闘は苦手だよ(強いけど)」


「戦いに加われって言うんじゃなくて・・・相談役? みたいな」


「リリス様は相談役の相談役って事ですね」


「そう私も一緒に行くから安心して」


何を安心していいかよくわからないけど、今急ぐ仕事は無いし、了承した。


不安なので俺とリリスは黒龍玉で行くことにする。


「ミュー男爵ぅ? この乗り物って・・全体に強力な結界が・・・」


「それよりトゥーバの座標わかる? 先に行って待ってても良いのかな」


「先に行くって、軍がトゥーバに集結するのに1週間かかるわよ」


「えっ、そんなに? 来週ちょっと用事があるんだよね・・・先に行って様子見ておこうよ」


・・・


「えっと、ミュー様? 動いてないですけど」


「もう着いたからね、モニターで確認しながら何処かへ着陸しよう」


「なんでもう着いちゃうんですか・・・転移魔法?」


「まあそんな感じかな。 この星の地図ってある?」


紙の地図だ使いづらいけど、データ互換性がないから黒龍玉には取り込めないよね


『師匠、地形データを取るから協力して』


『わかったぞ、・・・おお、魔界の熊・・・美味しそう』


師匠が魔界を知っているのは時々魔界熊を補食しに来ていたらしい。 良いの?


『密猟じゃ』


良くなかった。 けど、まあいいか


「リリス様ちょっとだけ時間下さいね」


師匠と熊狩をした密猟者's


「ミュー様・・それって魔界熊・・・」


「うん、俺の師匠が好きでさ、ちょっと調達」


「魔界熊なんて十人ぐらいで狩る魔獣よ・・なんで1人で・・しかもアイテムボックスに入れちゃうし」


「よし終わった、偵察に戻ろう」


魔界の人々の位置を知るのは容易い、強力な魔力を持っているからだ、オーラの様に隠せるかもしれないけど。


「あの丘の下に人が密集している・・・基地か何かかな」


「なんでわかるの、地下に居たら魔力がわからないでしょ」


「あ、おれ魔力の無い国出身だから、敏感なの」


説明できないので適当に答えておいた。

俺は認識域を広げただけだ、これだけ強い反応なら地下でもわかる


近づいてみると地下に巨大な施設がある事がわかった。


「宇宙船も地下格納庫に隠してあるね」


「だからなんで分かるの」


ささっと手書きで地図に基地の詳細を書き込んでいった


「はい、これ、報告しておいて。 俺もう帰るから。 これで充分貢献したでしょ」


「もちろん貢献しているけど・・・」


「帰っていいよね、用事があるんだ」


「え、ええ・・」


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