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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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219/229

219.Mission No.022 魔界探訪(3)

人間は珍しいらしく何処へ行っても人だかりができてしまう。


なので警備の兵士が数名付き添ってくれている。


「リリスさん、買い物をしたいんだけど、こちらのお金は持っていないんだ。

 俺の手持ちの物、売れないかな?」


「どのようなものをお持ちで?」


とりあえず、人間界で価値のありそうなものをアイテムボックスからテーブルに出してみた。


金、銀、銅、鉄、ダイヤモンド、サファイヤ、オパール・・・・全て押収の採掘で掘り出したもので、

原価は只だ。


「どれも魔素を含んでいない劣化品・・いや、体に澱んだ魔素を吸収させて使えそうですね」


どうやら健康グッズとして使えるみたいだ。


「ではこの鉄球はどうです?」


押収対象になった国のパチンコ屋でゲットしたパチンコ玉をどばっと出して山にしてみた。


「この量をアイテムボックスに・・・すごいですね」


どうやらアイテムボックスは皆持っているけど、それほど容量は無いそうだ。


このまま長く置くとパチンコ玉に魔素が染み込んでいくらしいので、創造の力で保管庫を造ってあげた。


どうやら人間界の物は魔素の抜けも良いらしく、再利用が可能と言う事で買い取ってもらえることになった。


こちらの価値観はよくわからないが、菓子パン1個で200ベソらしい。


アバウトだけど日本円と1円が1ベソでいいかな。

1トンのパチンコ玉を50万ベソで買い取ってもらえた。


リリスは早速 “リリスのデトックスルーム” を開業したらしい・・・やり手だな・・


じんわりと澱んだ魔素が抜けるので体に負担がなく気持ちいいらしい。


魔法でこれを行おうとするとかなりの魔力制御技術が必要になり術者のほうにストレスがたまるそうだ。


うーん、でももう少し資金が欲しいな・・・


そうだ、金を再錬成してみたら良いものが出来ないだろうか?

サファイヤとかオパールの再錬成は困難だけど、ダイヤモンドなら出来そうだ。


創造の力で魔素を含むようにして、いくつかアクセサリーを造ってみた。


ついでだ、結界を張る機能も付与しよう。


こうなってくると色々と作り込んでしまい・・結構やばい物がいっぱいできた。


・結界の指輪

・超音波包丁

・飛行靴

・・・


「リリスさん、これ見て、色々と造ってみた売れるかな?」


「ん?」


リリスさんが超音波包丁を持って、暴れまわっている


「これ面白いほど切れるぅ、ほら私の剣も・・すぱっと包丁で・・・」


「売れますかね?」


「これは国宝級の包丁・・いやいや、危ないですよこれ・・こんな物売られたら困ります」


駄目だったか・・・


「皇帝に献上しましょう」


「おれ小遣い欲しいだけだったのに」


「そもそもこの魔界の物を人間界に持っていったら大変なことになりますよ・・死体の山ができます」


あっ、そうか魔素いっぱい含んでるから・・・


・・・・


「リリス、これがミュー殿が献上したいという物か」


「そうです、なんでもスパスパ切れちゃう包丁です」


「どれ」


ルシファーが試し切りをすると、リリスと同じ様に色々な物を切り刻み始めた


ちょと表情が怖い


「・・・おーー面白いほど切れる・・危険じゃな」


「ですから、皇帝に献上をと」


「分かった、他にもあるそうだが」


「はい、これが結界の指輪です。先程の包丁でも切れません」


ギィーーーーン


「なるほど、すごすな」


「そしてこれが飛行靴」


「儂は飛べるから不要じゃな」


「それが、これを履けば誰でも飛べるようになります・・」


「そうか軍隊を強化出来るな・・」


「ミュー殿、これらをたくさん作れるか?」


「材料が限られているので・・・10セットぐらいなら出来ます」


「よし、造って参れ、・・あ、包丁ではなく剣にしてくれ」


そうだよね包丁を持った兵士なんて、笑い死にしそうだ

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