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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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203/229

203.Mission No.020 異能特殊部隊の鎮圧(2)

「リューさんご無沙汰しております」


「2〜3日前に会ったと思うが・・」


「実はですね、リュー家が祠のガーディアンから解放されたことで、

 失業した異能者が居ないかなと思いまして・・・強そうなの居ませんか?」


「スカウトか・・・まあいい、言われたとおりだ、これから人員を見直さんとな。

 要らない奴ならいるが・・貰ってくれないか」


要らない奴って・・・可哀想に・・・リストラさせたのは俺か?


「何人居るんですか? ・・・こちらで選んでも良いですか?」


「確実に不要なやつが2名居るな・・・会ってみるか?」


「はい、是非とも」


・・・


「この2名だ、引き取ったはいいが、当時から既に役に立たなくてな。

 これからはなおさら不要な2人だ、

 兄『ヤン・トビ』 と 弟『ヤン・ワン』 双子の兄弟だ」


「主、それはひどいっす、俺達ちゃぁーんと掃除とか庭の手入れやって来ましたから」


「そうだな、これからは専門の者を雇おう。

 喜べ、栄転だ、彼の下へ行け」


「それって単なる解雇じゃないですか」


「彼は国王だ・・小国だがな、だから国王の従者になるんなら栄転だろ、喜べ」


えっ、もうもらうことになっているの? 庭師は要らないんだけど


「その前に能力を見せてもらえるかな」


「いいっすよ、ほい」


庭木の高いところの枝がぷつっとねじ切れた


「どうです、すごいでしょ、木に登らなくても、“つまんでくるっと” ねじ切れる」


あれが “枝” じゃなくて “人” だったら・・・

いや、その前に枝はねじ切ってはいけない、ナタで落とすかノコギリで切らないと傷む・・

でも意外と切断面は綺麗だな・・いいのか?


「その力、人に使った事は?」


「えっ? 人・・ですかい?」


「そう、人の首とか腕とかをぷちっと」


「いや、無いですね・・ちょっと実験・・・出来ないっすね」


そのへんにある木の幹をぷちってやってもらった。 なぜか今までやったことは無いらしい。


ソウルの力が “握りつぶす” に特化されているように、

このワンの力は “ねじ切る” に特化しているらしい。


「素晴らしい」


そして


「俺は、一言で言えば跳躍だな」


ぴょんと大きな木を飛び越えた


微妙だ・・・飛べるなら別だけど跳躍だけでは・・・


「・・・要らん」


「おいっそれは無いぜ、弟と二人じゃなきゃ行かんぞ」


「じゃあおまけで、雑用としてトビも」


微妙に喜んでいる・・・だって跳躍なんて要らないからね


でも、これでチームとして5人・・・一応形にはなるだろう。


「トビ、仮メンバーとして採用するが、課題を出しておく・・・飛べるようになれ」


「偉そうに、お前は出来るのか?」


バシィーーー


リンがトビにビンタを食らわした・・ビンタでもちょっと飛んだ・・浮くことは出来るのかな?


「トビ、主と呼びなさい。 前から言葉遣いには気をつけなさいって言ってましたよね」


「・・ひょっとして、リン様もメンバー・・」


「リンはチームリーダーにする予定だ、トビ、頑張れよ」


「うわぁ〜〜・・どうしよう」


「どうかしたか?」


「「俺達・・生きていけるかなぁ・・」」


「俺は知らんが、大丈夫だろ・・今まで生きてきたのなら」


「主、知らないんですか? リン様は・・」


「トビ、それ以上言うと・・」


トビはリン睨みつけられて縮こまっている。 どうせ厳しい性格とか言うんだろ・・・俺には関係ない


「リン、トビを飛べる様に指導してやってくれ」


「おまかせあれ」


「「俺ぎゃーー」」


「あー、崖から落とすとかは止めてやってくれ」


「そうですか? 分かりました・・・じゃあどうやれば・・・」


崖から落とすつもりだったらしい、超スパルタだった様だ


これで不足していた戦力が補充できそうだ・・・。 ちょっと不安は残るけど・・・

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