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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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196/198

196.Mission No.019 スカウト(2)

彼女は、スカウターか仲間探しなのかはわからないが、直接聞いてみるのが良いだろう。


休憩時に声をかけてみた。


「今日のセミナーはいかがですか?」


当然話は聞いていなかっただろう


「そうですね、それなりでしょうか」


「貴方は、誰かお探しのようでしたが、見つかりましたか?」


もちろん俺はオーラを最小限にまで抑え込んでいるので、相手にそれを不自然に思われない限り能力者とはわからないだろう。


「いえ、探しているのがわかりましたか?」


「はい、一度も講師の方を見ていなかったので」


「失礼しました。このセミナーの趣旨がわからなくて」


「貴方のような方を探し出すためのセミナーですから、わからなくて当然です」


「私のような?」


「この場に居る唯一の能力覚醒者ではないかと思っています」


「何のことでしょう?」


「お見受けした所、自身で能力者を見極められるのでしょう?」


ちょっとオーラを強めてみる


「うっ、・・貴方は・・・」


「見た通り以上の者です。どちら様かのお使いでしょうか? それとも仲間探しでしょうか?」


「・・・隠しても無駄なようですね、ある方の使いできました」


「それで目的は達成できましたか?」


「はい、貴方を探していました」


「ずっと後ろに居ましたが・・」


「最初見た時に全くオーラの無い方だと思い無視していました」


「オーラが見えるのですね。オーラは偽装できるのであまり当てにしないほうが良いですよ」


「そんな事が出来る方は初めてですけど」


「で、ある方とは?」


「出来ればこの後、御同行願いたいのですが、よろしいですか」


「そうですね、後片付けは他の者がやるでしょうし、構いませんよ・・遠くですか?」


「少々」


「では後ほど」


もう1人、能力を覚醒出来そうな者が居たので、スタッフに確保を依頼しておいた。


食事が終わり、セミナーの後半になると、ほとんどの者が退出していった、食事目当ての者だろう。


もちろんそれでも構わない、但し、再度の参加はご遠慮いただいている。


それでも3人ほど残っている。 食事目当てと見られたくない者か、本気で能力を開花させたい者である。


そのうちの1名は先程の覚醒者、そしてもう1名は候補者、そして最後の1人は・・・ちょっと見込みのないやつだった。 でもいい、やる気のあるやつは好きだ・・でも、もっと違う所で能力を磨いた方が良さそうな気がした・・・いや、いいんだよ、そこに居ても・・・。


覚醒者、候補生、ちょっと残念な人の3名でセミナーは続けられた。


セミナー後にちょっとだけテストを行った・・簡単なトランプ当てだ。


まず覚醒者さんは、見事全問正解。トランプカードのマークと数字をすべて当てた。物の持つオーラ?もわかる様だ、鑑定かな?


候補生君は50%的中、それでもすごい


残念君は、なんと100%・・・なんで? どういう事? オーラの変化はほとんど無かった。隠れた覚醒者? マジシャン? 異能とは別の能力? 読心術?

これまでの判断基準は間違っていたのだろうか?


あっ、残念君がこっちを見て睨んだ・・・読まれた?・・・隠れ覚醒者君と心のなかで呼び直そう


今回の収穫は 3/125、かなり効率が良い回だった。これまで収穫0人はザラだったからね。


とりあえずは3人ともエクセレンターの勧誘対象だ。



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