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きみまで・・・
「 ・・・きみのやったことだよ。・・・ホーリー、きみ、・・・呪いをかけられてるじゃないか。 ・・ああ、《聖なる果実》をみつけたんだね?あれはホラ話じゃなかったのか。だとすると、上の世界に・・・オヴァーランドにあるはずだ。どうやって入った?いや、それより、・・・どうするつもりだ?」
「なにが?」
「だってきみ!・・・きみまで、・・・『子ども』になってるじゃないか!」
「これでも少しでかくなった。戻ったばっかのときは、もっとガキだったぜ」
「そんな問題じゃないだろう? ―― ぼくは正直、きみがだれかわからなかったよ。どこのクソなまいきな子供が、ワインを飲んでふんぞりかえってるのかと思えば、 ハウアーが・・・・・そうか。・・・ハウアーは、その姿で帰ってきたきみを、ひとめでわかったのか? ―― この、白髪の?おかっぱの?あおっちろい顔の?グレーの目をした子どもが? ホーリーだって! まったく!なんて馬鹿なことをっ!」
『 こわくないですよ 』




