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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのむかしばなし《小分け版》  作者: ぽすしち


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43/102

混沌にふさわしい



    『 ジャックは賢い ホーリーは愚か 』


「だとお!!っくっそ!もう一度呪ってやる!」


「無駄だと思うけどなあ」


「うるせえ!ジャック! てめえも、もう一度破裂しやがれ!」


 のんびりとにやけているジャックに指をつきつけたとき、その声が響いた。




『 ぎゃあぎゃあうるせえやつだ。 おまえらみたいな《種族》も必要かと思ったんだが、どうやら調子にのりすぎだな。  残念だが、《満場一致》で《絶滅種》に決定だ。 ―― まあ、混沌期にはお似合いだったが、これから調整期に入るから、 ―― 不必要なものは削除しないと 』



「ってめえはなんだ?姿をみせてみろ!」


 目玉の声とは異なり、霧の空間に響き渡る声。


 それはホーリーの言葉に笑い、またしても他の笑い声とあたりをゆらす。



『 ―― あぁ、ホーリー。 特におまえは、《混沌》にふさわしいやつだった。 ジャックを消しちまったときは、みなして笑わせてもらったさ。  そうだ。せっかくこうして、接触したんだから、わたしたちからの記念を。 ―― ホーリー・グロッスリーに、的確な《呪い》を 』



「っ!?」

 どくん と頭の中になにかが湧く。



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