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ごきげんいかが?
途端に、ホーリーのすぐ横に、見覚えのある、白と黒の縞模様の服が現れ、霧があつまって、カタチをつくる。
それが、見る間に白い肌となり、たちまち服の中身をつくりあげた。
声もでないホーリーの顔を、じっと見つめる赤茶色の目。
「 ――― これはこれは、ごきげんいかがかな?ホーリー?」
瞳と同じ赤茶色の髪をかきあげ、横にのびきったような口が、変わらない口調で変わらない声を発した。
「・・・・・本物の、ジャックなのか?」
「そうだね。きみに呪いをかけられて、『破裂』しちゃったのは、このぼくだ」
「なんで生き返れやがった?」
「さあ。これはぼくの力じゃないよ」
「おい!目玉!どういうことだ!?こりゃてめえの仕業か?」
真上に浮かぶそれが、ゆっくりとまたたきらしきものをする。
なぜかホーリーは、わらわれたような気分になる。




