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地下がいい
「・・・・・で?」
「あ、あの、《ごしゅじんさま》と、おなじような場所じゃいけないと思うんで、地下とか、・・・あったら、そこが、部屋がいいです」
城の地下に、食料と武器の貯蔵庫があるのをホーリーも知っている。
食料はすべて放り出し、武器はディークの武器商人に売ってやった、
「ふん。好きにしろ」
「は、はいっ!」
ハウアーが両手をあげ、スープを飛び散らせながら喜ぶ。
「・・・ご、ごしゅじんさま、えっと、今夜から地下で寝ていいですか?」
「だから好きに・・・おまえ、ベッドどうすんだ?」
聞かれたハウアーが、べっど?と首をひねる。
しばし見合ってから、ホーリーが金色の髪を払い立ち上がる。
「ハウアー、てめえの部屋に案内しろ」




