表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのむかしばなし《小分け版》  作者: ぽすしち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/102

荒れた城




 重い扉が開けられ、フードを被ったコート姿の影がふたつ、城へと入ってきた。




 《ノーム種族》のジャックが住まわっていたころとは、比べられないほど、荒れた印象の中を通る。


 《キラ種族》のホーリーが住みだしてから、言語をあやつれないほど低俗な小型の魔族や小鬼族がすみつき始めた。


 それらが、突然の訪問者に戸惑ったように、柱の影や天井へと逃げまどい、それを意に介さず、二つの影は進んでゆく。





 先をゆく男が、ジャックのいたころの城を思い出し、顔をしかめた。


「 ――― 主が変われば、ここまでさま変わりする。 いいか?この世界も同じことだ。《空の目》の考えることはわからないが、とにかく、おれたちがどうにかするしかないんだ。わかるか?」


「・・・・・・」


 後ろに従う、小柄な影が黙ったままうなずく。


 それを確認するでもなく、先を行く男は続ける。


「この世界を、《キラ種族》になぞ、支配されてたまるか」

 近くの壺を蹴りあげ、壁にあたってくだける音と子鬼の悲鳴が重なった。





       『――― だれだ?』




「っ!?」


 突然響いた低い声にフードの二人はあたりを見回した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ