前へ目次 次へ PR 13/102 くすぶる それから三日間 ホーリーは、目につく酒場や家々に、片端から火をつけ、出会った相手は種族を問わず、大きな呪いをかけて、その場で消した。 四日目に、《デューク種族》同士の戦いに割り込み、かなりの数を消した。 五日目の朝に城にもどり、スネイキーをベッドに呼び、珍しく沸き立った精を吸い取らせた。 満足そうに唇をなめあげた女の顔を蹴って少し眠ると、ホーリーは起きだし、またしても、火をつけるべき建物をさがしに、黒い空へと飛び立った。 ―― それから数日、空は煙でくすぶり続ける