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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第2部 猫に引かれてリア充生活???

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11

 鹿を処理して、猫袋に入れる。

 ついでに、うさぎやネズミ、いたちの処理をして手際よく猫袋に入れていく。


 その間に向こうでは、トラとブチが大物を相手している。

 大猪だ…

 僕の世界でいうサイくらいの大きさだ。

 すごい勢いで突進してくる。

 その巨体を小さなトラが止める…

 その間にブチが後ろから首を切る。


 その大きさの差から信じられない感じ。


 そして、止めはシャールさんが差す。


 シャールのレベルがあがったみたいだ。

 これも災厄級なのか?


 シャール LV25 

 JOB 猫剣士

   HP225/MP85

    SKILL

    猫剣術初級 LV22

    猫剣術

    スピード、両手剣、炎剣、回転切り、兜割


 シャールさんが解体を手伝ってくれる。

 シャールさんもかなり手際がいい。

 僕が来るまでは、狩りをして食料を得たりしてたらしい。

 バーミリオンはそんなに裕福ではないので、騎士隊長といっても、給料は知れてるらしい。

 やっぱ、年金は受け取らないようにしないといけないな。


 シャールさんといろいろ話ながら、仕事を続ける。

 なんか、昨日からシャールさんの態度が違うっていうか。

 話しやすくなったっていうか。

 なぜかよくわからないけど、よく笑うようになった。


 トラとブチは狩りに飽きたのか、ぼくたちのまわりでひなたぼっこしている。


 猫袋に獲物をしまい終わったら、すこし草原に寝転んで休む。

 まあ、すこしくらい休んでもいいだろう。


 そういえば、向こうではこんなことはなかったな。

 サボるにしても、ビクビクしながらサボるから、本当に休めなかったし、自分の意思でなにも決めることはできなかった。


 猫たちは自分で決めて自分で生きているのに、人間ってやつは…

 本当にしかたない…


 青い空を雲が流れていく。

 空をこんなにゆっくりみるのも子供の時以来だな。

 こんなにゆったりした時の流れを感じたのは久しぶりだ。


 その僕の顔をシャールが不思議そうに覗き込んだ。


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