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鹿を処理して、猫袋に入れる。
ついでに、うさぎやネズミ、いたちの処理をして手際よく猫袋に入れていく。
その間に向こうでは、トラとブチが大物を相手している。
大猪だ…
僕の世界でいうサイくらいの大きさだ。
すごい勢いで突進してくる。
その巨体を小さなトラが止める…
その間にブチが後ろから首を切る。
その大きさの差から信じられない感じ。
そして、止めはシャールさんが差す。
シャールのレベルがあがったみたいだ。
これも災厄級なのか?
シャール LV25
JOB 猫剣士
HP225/MP85
SKILL
猫剣術初級 LV22
猫剣術
スピード、両手剣、炎剣、回転切り、兜割
シャールさんが解体を手伝ってくれる。
シャールさんもかなり手際がいい。
僕が来るまでは、狩りをして食料を得たりしてたらしい。
バーミリオンはそんなに裕福ではないので、騎士隊長といっても、給料は知れてるらしい。
やっぱ、年金は受け取らないようにしないといけないな。
シャールさんといろいろ話ながら、仕事を続ける。
なんか、昨日からシャールさんの態度が違うっていうか。
話しやすくなったっていうか。
なぜかよくわからないけど、よく笑うようになった。
トラとブチは狩りに飽きたのか、ぼくたちのまわりでひなたぼっこしている。
猫袋に獲物をしまい終わったら、すこし草原に寝転んで休む。
まあ、すこしくらい休んでもいいだろう。
そういえば、向こうではこんなことはなかったな。
サボるにしても、ビクビクしながらサボるから、本当に休めなかったし、自分の意思でなにも決めることはできなかった。
猫たちは自分で決めて自分で生きているのに、人間ってやつは…
本当にしかたない…
青い空を雲が流れていく。
空をこんなにゆっくりみるのも子供の時以来だな。
こんなにゆったりした時の流れを感じたのは久しぶりだ。
その僕の顔をシャールが不思議そうに覗き込んだ。




