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今日は不動産でも、探しに行こう。
その前に、神官のラボでいろいろと考えよう。
ノートとか、コピーできないかな。
とりあえず、朝ごはんをつくらなくっちゃ。
案外、ここの生活も忙しい。
でも、向こうの生活の忙しさとはえらい違いだ。
気持ちが違うのだ。
向こうの忙しさは底なしの忙しさだ。
暗黒の中で模索しているような、ひとつ終わっても、すぐに次がやってくる。
その中でぼくは足掻くしかなかったんだ。
でもこっちの忙しさは、自分のためっていうか、猫のため…
うまく言えないけど、べつにやらなくてもいいし、やったらやっただけ返してくれるみたいな感じだ。
猫は犬に比べてリアクションが薄いとかいわれるけど、そうじゃない。
好きな相手にのそばにいてくれるのだ。
そばにいてくれるだけで勇気と安心をくれるのだ。
うさぎの肉とかストックしてあるから、簡単なエサを作る。
でも、肉のストックとかなくなってきたから、狩りもいかなくっちゃな。
ゲートがあるから、すぐにいけるけど…
獲物とかどうやってさがすんだろう。
サーチとかあったら楽だな。
なんか脳内にピロンなんて音。
ウィンドウを開くと…
猫魔法のところに『サーチ』が増えている。
こういうことか…
ぼくが具体的にイメージしたことが魔法になる。
だから、見て覚えるとか、他の人に移すとかできるって感じか?
本当に猫魔法って便利な魔法だ。
一種、チート能力と言っても良い。
ごはんを終えた猫たちが足元にまとわりついてくる。
時々、頭を撫でたりしながら、今度はトイレの掃除だ。
猫は綺麗好きで、トイレが汚いといろいろなところで用を足す。
あたまのいい猫たちだから、そんなことはないだろうけど、やっぱり気持ちよく過ごして欲しいんだ。
猫たちといろいろな仕事をこなしていく。
ニャーニャやシャールも手伝ってくれるんだけど、基本的に今は自分でやりたいんだ。
猫はぼくのためにここに連れてきてくれたんだからね。
自分の朝食を用意して、猫たちを見ながら食べる。
膝の上から、ちょっかいを出してくるブチとミケと遊びながら、朝食を済ませる。
その時、ドアを叩く音がした。
そろそろ、あの教皇か。
そう身構えるぼく。
そして、ニャーニャがドアを開け、訪問者となにか話し始めた。




