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「とりあえず帰ろう…
ゲートだったっけ」
「うん、早く出して」
僕はゲートの魔法を使う。
行き先は、町外れの神殿。
強く心に思い浮かべる。
ラーニャさんに教えられたとおりに。
前に現れるピンク色の扉って???
これってあれじゃないの???
猫型ロボットの『どこでも○ア』。
まあ、ぼくのイメージだからこんなものか。
ドアを開けると、玄関前になっている。
ちょうどニャーニャがドアを開けている。
そしてニャーニャさんの横に猫耳忍び装束の人…
2人ともこっちを見て驚いた顔で固まっている。
そんなにやばいの。
この魔法…
でも、視線は僕らを通り越している。
ぼくもその視線の先を見る。
「えーーーーーーーーーっ」
その視線の先は地獄絵図と化していた。
倒れている兵士たち。その上に黒い雲。そこから隕石、火の玉、氷、雷が振り注ぐ。
その前で、優雅に足で首を掻くシロ…
ぼくを見つけると飛びついてきて腕の中に収まる。
その前には、白髪交じりの長髪の男の人…
まさか…シロが…
男の人と目があう。
怯えたような目でぼくたちを見る。
僕は反射的にシロを抱えてお辞儀する。
「うちの猫がどうもすみません」
そのとたん、男は踵を返して向こうに走っていった。




