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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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「とりあえず帰ろう…

 ゲートだったっけ」

「うん、早く出して」

 僕はゲートの魔法を使う。


 行き先は、町外れの神殿。

 強く心に思い浮かべる。

 ラーニャさんに教えられたとおりに。


 前に現れるピンク色の扉って???

 これってあれじゃないの???

 猫型ロボットの『どこでも○ア』。

 まあ、ぼくのイメージだからこんなものか。


 ドアを開けると、玄関前になっている。


 ちょうどニャーニャがドアを開けている。

 そしてニャーニャさんの横に猫耳忍び装束の人…


 2人ともこっちを見て驚いた顔で固まっている。


 そんなにやばいの。

 この魔法…


 でも、視線は僕らを通り越している。

 ぼくもその視線の先を見る。


「えーーーーーーーーーっ」

 

 その視線の先は地獄絵図と化していた。

 倒れている兵士たち。その上に黒い雲。そこから隕石、火の玉、氷、雷が振り注ぐ。


 その前で、優雅に足で首を掻くシロ…


 ぼくを見つけると飛びついてきて腕の中に収まる。


 その前には、白髪交じりの長髪の男の人…


 まさか…シロが…


 男の人と目があう。

 怯えたような目でぼくたちを見る。


 僕は反射的にシロを抱えてお辞儀する。

「うちの猫がどうもすみません」


 そのとたん、男は踵を返して向こうに走っていった。


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― 新着の感想 ―
[一言] 〉「うちの猫がどうもすみません」 イイわー(≧▽≦)
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