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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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 デカっ。

 やっぱ、こっちの世界やばい。

 遠目にみて、あのクマ。5メートルくらいある。

 まるで、進撃の○○みたいな大きさ。

 ニャーニャにも熊にであったら戦わないように言われている。


 こっちの世界の法則、人間以外は向こうの世界の2倍。

 だいたい、これが当てはまる。


 猫も虎くらいならいいけど、猫と人間は向こうの世界のサイズだ。


 いくら僕のレベルがあがったって言っても、あれと戦うのはすこしまずい。

 今なら逃げられるかも…

 仕事も済んだし、猫を抱えて走ろう。


 でも、猫たちはもう戦闘態勢に入っている。

 こうなったら、簡単に抱き上げられない。


 しかたないか…

 僕はボーガンを構える。

 これで、眉間を貫いたらなんとかなるかも。


 こっちに気がついて迫ってくるクマ。

 ノシノシって感じだけど、案外速い。


 5メートルくらいに近づく…

 戦闘開始だ。


 猫たちは背中の毛を逆立ててシャーと威嚇する。

 

 たぶん、あのクマには威嚇になっていない。


 大きく口をあける大きな熊。口の中にヨダレの糸をひく。

 こっちもぬいぐるみモードじゃない。

 たぶん、川に魚でも取りに来たんだろう。


 僕は口の中を狙ってボーガンを発射する。


 ボーガンは鼻先をかすめて、頬あたりに刺さる。

 でも、この熊にボーガンでは針が刺さった程度。

 やっぱ、この武器ではダメだ。

 剣でも戦えるかどうかだ。


「逃げろ!トラ!ブチ!」

 トラやブチも強いのかもしれないが、身体が小さい。

 ミケのような魔法でもあれば良いが。

 肉弾戦が得意そうだ。


 僕の魔法は…

 まだニャーニャの魔法にもとどかない…


 できる限り引きつけて、動物の苦手なファイアー…

 これしかない。


 そう思ったとたん。

 トラが弾丸のようなスピードで熊に向けて飛び出した。


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