表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/939

31

 川に着くと、猫たちを降ろす。


 猫たちは、思い思いの場所でくんくんと匂いを嗅ぐ。

 くんくんタイムだ。

 新しい場所につくとこれをする。

 好奇心が旺盛な動物なんだろう。すぐに冒険を始めるのだ。

 

 僕のところに戻ってきて、僕の身体に登らないのは不安だとかそういうことじゃないんだろう。

 特に猫の中でも、こいつらは物怖じしないほうなのかもしれない。


 もうチョウチョを追いかけているトラ。

 ブチは川のヘリで、川面に映る自分を見て、大きな目をパチパチしている。


 川の中を覗いてみると、透明な水の中に魚が泳いでいる。


 水の中のものは猫たちに期待できない。


 また、釣り道具は作るとして、今日は手づかみだ。

 動物に劣らず、こっちの魚はでかくなるみたいだ。

 フナがコイくらいある。


 その中でも、アユやマスを中心に10匹くらい取る。

 猫体術で上がった身体能力で、手づかみでもなんとかなる。


 でも、釣り道具は作ろう。

 たまには、猫と一緒にここにきてゆっくり釣りをするのもいい。

 彼女なんかと一緒だともっといいかも…

 最後にオオウナギと戦う。


 トラたちは僕が岸にあげたフナとかを食べている。

 やっぱ、猫は魚が好き説が正しいと思う。


『猫体術初級 が LV8になった』

 ウナギとの格闘で体術のレベルがあがる。

 短剣をうなぎのあたまに突き刺す。止めだ。


 頭の中にレベルがあがるファンファーレ。

『ウスイアヤトはLV7に上がった。

 HPが11上がった。

 MPが5上がった』


 僕はオオウナギを岸にあげ、身体をふく。

 こんなものでいいだろう。


 僕は猫料理のスキルを使って、魚の血抜きをし、猫袋にしまう。


 その時、猫たちの様子が変わる。

 ひとつの方向を見て、姿勢を低くしている。

 尻尾を膨らませて、いつでも飛び出せる姿勢に。

 エマージェンシーポーズだ。


 ぼくが猫たちの見る方向を見ると、大きな熊がこっちに走ってくるのが見えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ