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猫たちが遊んでいるのを横目に、ぼくは獲物を袋にしまう。
ネズミの肉は食べられないにしても、毛皮はなにかに使えそう。
キバとかも使えるかもしれないし…
トラたちは、獲物を僕の前まで引きずってくる。
瀕死の状態で…
ぼくはそれに止めをさして、猫袋に入れていく。
ネズミだけじゃなくて角の生えたうさぎやいたちみたいなものもいる。
ぼくのレベルも6まで上がっていた。
ウィンドを開くとこんな感じだ。
笛吹史人 LV6
JOB 猫の世話係
HP51/MP35
SKILL
猫体術初級 LV7
猫魔法初級 LV7
猫料理初級 LV12
猫袋初級 LV12
猫医者初級 LV1
なでなで初級 LV7
猫体術や猫魔法もレベルが上がっている。
猫魔法は猫たちの狩りの間に、ニャーニャに教えてもらった魔法のトレーニングをしたためだ。
ファイヤーの威力もだいぶマシになってきた。
ボーガンも試してみた。ぼくにとっては、剣よりしっくりくるような気がする。
猫体術のせいか、目がよくなるみたいで、命中率もそこそこだった。
猫体術っていうのは、すごいスキルかもしれない。
まだレベル7だけど、走るのも速くなって、息が切れないし、ジャンプ力も相当に上がっている。
元の世界なら一流のアスリートになれるレベルだ。
猫たちも狩りにあきたのか、ぼくのところに戻ってきている
ぼくの足元で伸びをしたり、肉球を舐めて顔を洗ったりしている。
じゃあ、そろそろ行くか。
ぼくも、このあとやりたいことがある。
そう、川へ行くこと。
猫たちのために魚を取りたかった。
確かに猫は魚が好きだっていうのは科学的でないらしいけど、向こうで食べてるエサはマグロとかカツオとかがベースだったし、やっぱり猫といえど、おんなじものだけじゃだめかもしれないし、近場で魚を取れたらなって感じだ。
また、猫を抱いて川の方へ走っていく。
そう、猫は犬みたいに僕の思ったとおりに歩かない。
移動は僕が抱いていかないとならない。
猫体術のおかげで、アスリート級になった身体で、ニャーニャに教えてもらった目印を辿って川のほうに走っていった。




