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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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 教会の後ろは、屋敷になっていた。

 昔、この国を救ったニャニャーと神官が暮らしていたところらしい。

 いつ猫と神官が現れても良いように手入れされているらしい。

 それが巫女たちの重要な仕事の一つ。

 猫と神官が現れたら、それにお仕えするようにといろいろな決め事があるみたい。

 お供えを絶やさないとか。

 でも、お供えといってもフルーツとか、猫が食べられないものもある。

 それから、巫女や騎士たちにとってニャニャーさまにお仕えできるのが光栄なことらしい。

 なにせ、ニャニャーが前に現れたのが、200年ほど前とのことで、それ以来ニャニャーに仕えた巫女はいない。

 この神殿の巫女をしているということで、ニャーニャはこの国のエリート巫女ってことらしい。

 ただの幼女じゃないってことだ。


 屋敷は自由に使ってくださいとのことで、猫たちと暮らせるようにする。

 クロが教えてくれたけど、猫袋っていうのは、ただの袋じゃないらしい。

 レベルが上がると、材料をいれるだけで、製品を作ってくれる機能があるのだ。

 本当に、便利な袋だ。ゴミスキルなんて言ってごめん。


 まわりは林になっているし、燃料は薪みたいだから木は豊富にある。

 木を袋に入れて、木箱を作る。

 そう、猫のトイレだ。


『猫袋初級 が LV5になった』

『猫袋初級 が LV6になった』

『猫袋初級 が LV7になった』


 一気にあがるレベル…

 そして、袋からを取り出すと、ちょうどいい大きさのトイレとなる。

 想像力が試されるみたいだ。

 それから、土を入れて砂に変える。


『猫袋初級 が LV8になった』

『猫袋初級 が LV9になった』

『猫袋初級 が LV10になった』


 猫料理と猫袋、生産系のスキルばかり上がっていく。


 まあ、僕は戦闘とか無理っぽいし、これでいいのかな。


 ベットも整えて、なんとか住めるようになった。


 掃除とかも普段やってくれているので、すこしで良かった。


 しばらくはお言葉に甘えよう。

 僕だけなら、なんとかするけど…

 猫たちがいるんだから…

 異世界に来ちゃったけど、こいつらには幸せになって欲しい。


 いつのまにか、猫たちも部屋に来ていて、部屋の中を探検している…

 床にゴロゴロと転がって匂いをつけたり…

 なぜか部屋にあるキャットウォークを歩いたり…

 ベットの上に乗って丸まったり…

 トラとブチの追いかけっことか…

 僕の頭の上に乗ってくる白いの…

黒いのは膝の上に乗ってぼくを見上げる…


 僕は膝の上のクロの頭を撫でる…

『なでなで が LV3になった』

 またゴミスキルのレベルが上がった…


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