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晩ご飯も終わって、部屋で猫たちとくつろぐ…
巫女たちも世話をしようとするが、断って猫たちと一緒に過ごす。
頭の中の整理をするため…
それと、猫たちとゆっくり話をするため…
トラはあてにならないが、クロやシロにいろいろ聞いてみたい…
トラは膝の上に乗って撫でられているだけ…
『なでなで が LV4になった』
まあ、どうでもいいや…
「クロ、この世界のこと知ってたの?」
「ううん、別に…」
「異世界に行くだけの魔法よ。
転送先は選べないわ…」
シロが横から口を挟む…
猫たちの声は、テレパシーのように直接頭の中に語りかけてくる…
猫の口ではニャーニャー言う事しかできないらしい…
でも、猫と意思疎通できるのはありがたい…
「そうなんだ。
君たちが神様の国…そこを狙ったわけじゃないんだ」
「でも、わたしたちが望んだ限り、わたしたちにいい未来になるの。
わたしたちは猫だから…ね…クロ」
「うん、まあ…悪くない世界かもしれないね…
でも、この神殿を探検して、いろいろわかったことがあるんだ」
「僕も、この世界について思う事がある」
僕もクロに疑問をぶつけるつもり…
そう、彼らと話するとこの世界のことがわかるんじゃないか…
そして、ここで生きていく方法もわかるんじゃないか…
「なに?アヤト」
「昔にここに現れたニャニャーって、ぼくたちと同じ世界から移転してきたんじゃないかな。
それも、僕と同じ日本人…
同じ人間だって言っても、文化が似すぎているんじゃないかなって思うんだ…
たとえば、食文化…調味料…僕たちの世界のものが、だいたい揃ってるんだ」
「そうかもしれないね。
ぼくも、神殿の中の壁画とか見て回ったんだ」
クロがベットの上に箱すわりをして僕を見上げる…
「いろいろ考えたんだけど、ニャニャーというのはぼくたち猫…
猫と神官がこの世界に現れて、この国を救ったっていうのは事実みたいだね。
いきなり現れたみたいだから、転生っていうのもありえるかもね」
その時、トラが気持ちよさそうにミニャーと一声鳴いた…
『なでなで が LV5になった』




