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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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「じゃあ、冷めないうちに食べようか」


「この料理は?」

 シャールという騎士が料理をじっと見つめる。

 興味津々って感じだ…


「ぼくの世界の料理でフライドチキンと焼き鳥だよ。

 こっちの世界では、こういうのないのかな?」


「初めて見る」


「じゃあ、食べてみて。

 わりと味に自信があるんだ」

 猫料理スキルのおかげで、実力以上にうまくできてる。

 だいたいケンタッ○ーのフライドチキンが再現されていると言って良い。


「ふうん」

 騎士はからあげをつまんで口の中に入れる…

 ぱっと顔が明るくなる…

 もぐもぐと飲み込んで、つぎの唐揚げをつまむ…

 それだけでなく、大皿を自分の方に寄せる…


 もしかして、この騎士って食いしん坊キャラ???


 いつのまにか、焼き鳥にも手を出している。

 両手に串を持って交互に頬張る。

 

 それに対して、ニャーニャはフォークとナイフで器用に食べている。

 食器なんてものは、結局どの世界で同じような進化を遂げるのか。お皿も、ナイフ。フォーク、スプーンも僕らの世界と体して変わらない。

 まあ、お箸みたいなのもあって、これもどこかの地方では使っているんだろう。

 料理を作るときに使わせてもらった。

 不思議なことに包丁系も鍋、フライパンもよく似たのがあった。


 まあ、料理人とかにはなれるかもしれない。

 もしかして、向こうの料理が大ヒットして、大金持ちになれるかも…

 

「これ、美味しいです」


「ミーニャ教の教義には、食べてはいけないものってあるの?」

 宗教には食べてはいけないものがあるものもある。


「いえ、ミーニャ教では食べたいものを食べたい時に食べるっていうのが教義です。

 ニャニャーさまの教えなんです」


 猫らしい教えだな。

 エサを食べている猫たちを見る。


「じゃあ、たくさん食べてね」

 僕の料理を食べる2人の美少女にぼくは自然と微笑むことができた。


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