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ちゃんと仲良く
「と、いうわけでだ。殺し屋諸君」
「娘がふっかけてきた親子喧嘩なんだが....」
「いったい、どの殺し屋一族が請け負ってくれるんだい?」
毛皮のコート、口には葉巻
室内ですらサングラスを着用する男
『呪井 無病』
その卑劣な男の前には殺し屋が5人
銃、刀、棍棒、槍、メリケンサック
をそれぞれ武装している。
「身空が1人と翁の掃除屋、さらに一般人....
ここは大人しく、狙撃手に委ねてみては?」
「西洋技術は美しくとも儚くはない....。哀れな小娘を八つ裂きにしてみせよう」
「ぶっ潰す。それだけの話だ」
「横槍を入れるようですまないが、俺の一族が相手するよ」
「あはは、話し合いじゃあ済まないみたいだよ
だから早く殴らせろ殺すぞ」
「ふん、そんなことはわかっている
だから今からその中で一番を決めてくれ
それが嫌なら5つの一族みんなで仲良く俺を守れ」
血飛沫が舞う高級マンション最上階
しかしその戦いはあっさりと終わるのだった。
5人全員が、赤い糸に足を取られた。
「やあやあ、殺し屋クンたち」
遊女 阿弥が、突如
無病の背後から現れた。
「ちゃんと仲良くしないといけないでしょう?」




