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突撃!オニの戦車(`・ω・´)ゞヒノヤマノボレ  作者: つばき☆テルゾー
第3章 山に轟けオニの咆哮
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火の中に立つよオニの戦車

舗装された1本道

周りは火事になった森

草木は真っ黒になり、轟轟と烈火の炎をたぎらせている。

オニ車の中は、さながらサウナの様だった。

ひろき「あちい」

汗をダラダラと流しながら、ペットボトルの水をあおる。

裕子「エアコンぐらい付けなさいよ」

(´・ω・`)「吾輩に言われましても最初から付けて無いであります。」

裕子「天国の博士にエアコンぐらい付けて欲しかったって言っといてよ。」

(# ゜Д゜ )「博士はエアコン業者じゃないであります。」

裕子「そうだ昨日のうちに、エアコン業者に頼めばよかった。」

(`・ω・´)「業者さんに戦車へエアコン付けてと言っても断られるでありますよ。それに真夏のエアコン業者は、とてもいそがしいので、1週間ぐらい待つ事になるであります。」

裕子「んな事、知ってるわよ。マジレスオヤジかっての!」

(# ゜Д゜ )「ふんがー!マジレスオヤジとは憤慨ふんがいな!なんだか急にタチ悪くなったでありますな。」

裕子「暑くて頭がボーっとするとこうなるの!」

裕子は、汗を滝のように流している。

というか量が尋常じゃない。

不快感が忍耐の限界を迎えると、急に機嫌が悪くなった。

ひろき「暑いね。俺の飲みかけやけど水飲む?」と言ってペットボトルを渡してくれた。

裕子「ありがとう。気が利くね。」

ペットボトルを受け取ると、そのまま口を付けて飲んだ。

( *´艸`)「これは、これは、間接キッスでありますな。」

裕子「ブッ」含んだ水を吹きそうになったが、何とか耐えた。

口に含んだ水を何とか飲み込み

ゴホゴホと咳き込んだ。

裕子「オニのバーカ」

ひろき君を見ると裕子の唇を見つめながら頬を赤らめていた。

裕子「はい、そこ変な意識しない。」

ペットボトルをひろき君の胸に押しつけて返したら、赤い顔のままペットボトルを受け取る。

ひろき君は、口を付けて中身を飲みほす。

オニのモニターに映された顔

(`・ω・´)←これに向かってペットボトルを投げつけた。

(`>ω<´)「ふぎゃ。」

ひろき「変な事言うなや。変な顔してもうたやんけ。」

(# ゜Д゜ )「元はといえば、軍曹殿のマジスレオヤジが、火種でありますー。!」

裕子「はい、はい私が悪かったわよ。」


火事の森を地響きを立てながら、突き進む

炎はさらに勢いを増し火のついた木が、バタバタと倒れだした。

(`・ω・´)「ちょっと揺れるでありますよ。」

倒れた木の上を乗り越えながら進む。

尋常じゃないほど、車体が揺れた。

裕子「全然 『ちょっと』じゃない。」

(`・ω・´)「これはまだ、序の口であります。」

裕子「まだ揺れるの?」

(´ ・ω・`)「燃えて朽ちた木が、道に倒れているであります。」

”ゴツッ”と音がした。

車体に何かぶつかった。

モーターがうなりを上げるが、進んでいる様子が無い。

立往生してしまったようだ。

裕子「何かあった?」

(´ ・ω・`)「木が完全に道をふさいでいるであります。」

ひろき「吹っ飛ばす?」

(`・ω・´)「それしか無さそうであります。」

少しバックして、回転砲塔が微調整される。

裕子「ちょっと外確認するから、コマンダーキューポラ開けてよ。」

(`・ω・´)「自殺行為であります。外の空気を吸ったとたん肺が火傷してしまうでありますよ。この部屋は、壁を水で冷やしているので、感じないでありますが。空気と炎の境目が、分からないぐらい燃え上っているであります。外を確認しなくても、吾輩がセンサーでサーチしているので、心配ご無用であります。」

裕子「分かったわ。バックネットの二の舞だけは、やめてよね」

(`・ω・´)「軍曹殿は、心配性でありますな。」

「今回は実弾を発射するであります。耳をふさいで、口をポカーンと開けるであります。」

裕子とひろき君は、言う事に従う。

画面が顔文字から、大砲の下のカメラに切り替わる。

真っ赤に燃えた木が、高く積み上げられ、道をふさいでいる様子が画面に映る。

(`・ω・´)「発射」

ズドーン

爆音が響き渡ると同時に、積みあがっていた倒木が、木っ端微塵こっぱみじん)に消し飛んだ。

周囲の火も吹き消すほど、強烈な爆風が放たれた。

裕子「分かってたけど強烈ね。」

ひろき「耳ふさいでもキンキン鳴っとるわ。」

(`・ω・´)「幸い通り道の火が消えたであります。」

裕子「爆風で、火も吹き飛んだみたいね。」

(`・ω・´)「これなら消防車無しで吾輩の大砲だけで、森を全部消火できそうでありますな。」

裕子「全部吹き消すまでに、森ごと吹き飛ぶわよ。」

ひろき「耳がいくつあっても足りん。」

そのまま森を抜けることが出来た。

森を抜けると、沢山の人が倒れていた。

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