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目的・・・其の一

なんか、わかりにくい感じになってしまいました…。すみません。

「3つに切り離されたって…、そんなことが可能なのか…?」


〈はい。事実この私が世界神の精神なのですから。〉


つまりは…。セイバーの肉体と魔法体がどっか別の場所にあるってことなのか…。いや、それどういう状況で存在しているんだ…?いや…その前にちょっと待てよ…、


「セイバー…お前、魔力使ってなかったか?」


そう。俺が疑問に思った点はそこだ。魔法体が切り離されたのなら魔力が使えないはず…。でも、セイバーは俺の『ヒロ様専用初期プログラム』にはセイバー自身の魔力が使われているって言っていた…。


〈あぁ〜。そんなことですか…。あんなのは残りカスみたいなものですよ…。〉


おいおい。『プロテクト』とかも残りカスで使えるのか…。あれ、発動のエフェクトとかからなんか伝説級の雰囲気を感じたぞ…。


「あと、まだ質問がある。3つに切り離されて…そのあとどうなったんだ…?」


まず、今どのようにして俺の…頭の中(?)にきたのか…。サタンがセイバーを簡単に逃がすとは思えない。


〈それは…。あの後、私はサタンの前に連れていかれました。サタンはその手で私の肉体を殺そうとしました…。しかし、その時ガブリエルが乱入してきたのです。〉


「それで…ガブリエルがお前を逃してくれたということか…?」


俺は、予想を口にする。


〈まぁ。そのような感じです。ガブリエルの乱入により、そちらへサタンが意識を向けた隙に、私の魔法体が、私たち肉体と精神体を転移魔法で空間転移させたのです。しかし、その後魔法体が転移してくることはありませんでした。おそらく、サタンに再び囚われているのでしょう…。

私の転移先は…ヒロ様が転移してきたあの神殿の近くでした。そこで、私は自らの肉体に戻ろうとしました。しかし、サタンの魔法陣による魔法は思っていた以上に強力で、私が肉体に戻ろうとすると、強力な反発力が働き戻ることは不可能と判断しました。

ところで、精神体は肉体から離れてしばらくすると消滅してしまいます。精神体は、肉体、魔法体よりさらに不安定なものなのです。私は、そこで精神体に付随してきたスキル『憑依』を使って誰かに取り付くことを考えました。

そして…そこにヒロ様が現れたのです。〉


…。


「なるほど。なんとなくわかった…気がする。その後、俺に憑依したんだな。」


〈はい。そして、ヒロ様には今後、私の体を1つに戻す手段を探し、同時にヒロ様自身も強くなってもらいたいのです。

サタン討伐のために…。〉

今週末あたりに、外伝をアップしたいと思っているのでよければ呼んでください。六十二話として投稿します。

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