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第五章 金閣と銀閣
翌朝。
悟空は森へ向かった。
八戒と沙悟浄も同行する。
狼の足跡を追う。
森の奥。
不自然な場所があった。
骨の山。
狼の餌場だった。
そこには奇妙な肉片も混じっている。
人間の衣服。
旅人の荷物。
「人骨か。」
沙悟浄が顔をしかめた。
八戒が唸る。
「狼が人間を食った?」
悟空は首を振る。
「違う。」
狼は後から食っただけだ。
誰かが餌として与えている。
その時。
頭上から声。
「正解。」
金閣だった。
銀閣もいる。
「狼たちは飼われている。」
「誰にな?」
二人は笑う。
「知りたければ探してみろ。」
そう言い残して消えた。
まるで何かを試しているようだった。




